書評/映画評

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章

映画『デッドデッドデーモンズ
デデデデデストラクション 前章』を鑑賞。

 
スゲゲゲゲゲゲゲゲー!!
こんなスゲー作品があったんだ!!

 
日本の漫画、そしてアニメってのは凄い。

井の中の蛙。
自分が知っている世界のなんと小さなことよ。
 
私は、難解なストーリーが大好きですが、
この展開は・・・やられた。想定不能。

 
高校生の友情を描いた胸熱な作品・・・
と思わせて・・・。
 
世紀末の青春譚。
巨大な母艦が現れて、世界が終わる・・・
かと思いきや、
高校生は「恋話」や「ゲーム」や
「おしゃべり」に興ずる。
 
いつもの日常を、いつものように続けている。
その違和感。いや、妙にリアリティがある。
 
コロナ禍という「世界の終末」を体験し、
コロナ禍がすぎた今、
私たちは、コロナ禍がなかったかのように
普通に世界している。
 
「汚染」を怖れる門出(かどで)の母親は、
常にゴーグルとマスクで完全防護している。
 
ある意味、
コロナ禍を予見しているようでもある。
 
私たちは、世界の終わりを前にして
どう生きるのか?
 
どんな価値観で生きればいいいのか?
 
それを問われている気がする。
 
世界の終わりなど、なかったかのように、
普通の日常を楽しむ。
今を生きる・・・という
一つの解が、本作では描かれる。

しかし、別な答えが、
後章で描かれるのではないか。

 
2人の主人公の声優を
「YOASOBI」のボーカル、幾田りら。
そして、歌手の「あの」が担当している。
 
高校生のたわいもない日常会話を
ありえないリアリティを持って再現している。
 
専業の声優以外のタレントや芸能人が
アニメの声優をやることには賛否あるが、
本作では、それが間違いなく成功している。
 
前例がない・・・というか、
見たことがない。
そんな映画が創り出された。
 
「門出」と「おんたん」。
2人の主人公に、生き生きとした
命を吹き込んでいる。
 
5月公開の「後章」を見ないと
評価は定まらないが、
もうワクワクしかない。

『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章』
樺沢の評価は・・・・・・・★★★★☆ (4・5)

予告編を見る
https://youtu.be/JqsPrYf5ZYM

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