書評/映画評

「腹ペタ」スープダイエット 作りおきで、かんたん! 〜樺沢のダイエット法

「樺沢さんは、どんなダイエットをしていますか?」という質問をされます。
私は、「食べない」ダイエットはしていません。「食べる」ダイエットをしています。

糖質や脂質はとりすぎないように注意していますが、
タンパク質、野菜を中心に、必須の栄養素をまんべんなくとる。
特に燃焼系のビタミンB群は強く意識して食べるようにしています。

「食べない」ダイエットでは、必須の栄養素をまんべんなく摂取することは不可能。
結局、健康によくない。脳のパフォーマンスを間違いなく下げます。

とはいえ、一日に必要な栄養素を、食事からまんべんなく摂取するのは困難です。
その突破口は、「雑穀」と「スープ」です。

特に私は雑穀にはこだわっていて、
発芽玄米、キヌア、アマランサス、押麦、黒米、小豆などを配合したものを食べています。
これで、ビタミンC以外のほとんどの栄養素、食物繊維なども補充できます。

これに野菜を組み合わせると最強食の出来上がりですが、生野菜を毎日食べるのも、
調理するのもたいへんなので、スープが便利です。
大量の野菜を煮込むことでできる「おいしいスープ」を楽しみながら、たくさん野菜をとることができます。

ということで、必要な栄養素をうまくとれるスープのレシピをネットなどで探していましたが、
その答えがこの本
『「腹ペタ」スープダイエット 作りおきで、かんたん!』藤井香江著、講談社)に書かれていました。

ベースのスープストックを大量に作り置きして冷凍保存。
そこに違った材料を加えることで、毎日飽きないで、いろいろなスープが楽しめる、
というコンセプトがいいですね。

このスープに関しては、いくら食べても太らないということで、
「我慢するダイエット」を続けられない人も、
「おいしいスープを食べるだけ」のダイエットなら、続けられるでしよう。

ちなみに、この本でも「食べるほどやせるご飯」の雑穀の配合が載っています。

「スープ」+「雑穀」、これが私の到達した日々のダイエット食の基本なのですが、
この本も全く同じコンセプトで書かれているので、強く共感するのです。

とりあえず、この「腹ペタ」スープのレシビで、スープを作ってみようと思います。

『「腹ペタ」スープダイエット 作りおきで、かんたん!』
(藤井香江著、講談社)
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追伸
朝、スープやお味噌汁、中国茶など、身体を温めるものを飲むようにしていますが、
非常に調子がいいです。朝のスープは、本当にお薦めです。

 

 

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