書評/映画評

アイス・ロード ~直感で選んだ映画が的中すると、凄くうれしい!

映画『アイス・ロード』が、おもしろい!

映画というのは、ヒット作だからといって、
自分にとっておもしろいとは限らない。

また、口コミが低い作品だからといって、
自分にとっておもしろくないとも限らない。

結局のところ、「おもしろい作品」を見抜くのは、
自分の直感しかないです。
そして、この『アイス・ロード』は、圧倒的におもしろいと、
私の直感が語るのでした。

爆発事故でカナダの鉱山の地下に閉じ込められた26人の作業員。
救出装置を運ぶため、4人のトラックドライバーが集められる。
30tの巨大トラック3台が走る最短ルートは、氷の道〈アイス・ロード〉。
スピードが速すぎれば衝撃で、遅すぎれば重量で、氷が割れて水に沈む。
地下の酸素が尽きるタイムリミットは30時間。
4人はドライブテクニックと強いハートで、
名誉と報酬を手にするはずだった。

このあらすじを読んだだけで、ワクワクします。
予告編も上映されていなかったので、
この「あらすじ」だけで見ようと思いました。

昔、ウィリアム・フリードキン監督(『エクソシスト』の監督)の
『恐怖の報酬』(1977年)という作品がありました。

4人の男が、ジャングルの山道をニトログリセリンを
トラックで運ぶという話。
ニトログリセリンは、ほんの少しの衝撃で大爆発を起こします。
手に汗握る、サスペンスの傑作です。

『アイス・ロード』が、『恐怖の報酬』に着想を得ていることは、
明らかでしょう。

『アイス・ロード』は、リーアム・ニーソン主演、
そして監督、脚本は『アルマゲドン』『ジュマンジ』の
脚本家として知られるジョナサン・ヘンズリーです。

一難去ってまた一難。
危機を乗り越えても、また次から次からビンチがおとずれる。

一瞬も油断できないジェットコースタームービー。
それでいて、サスペンスとアクションだけではなく、
人物描写もしっかりとしていて、最後にはホロリと来る。

完成度の高いエンターテイメントです。

リーアム・ニーソン主演の『トレイン・ミッション』(2018年)は傑作でしたが、
かなり出演作を吟味しているのか、本作も見ごたえのある作品となっています。
「見逃さなくて良かった」と思います。

『アイス・ロード』樺沢の評価は・・・ ★★★★ (4・4)

追伸
「見よう!」と思う方は、予告編など、予備情報なしで見ると、
より楽しめるはず。

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