書評/映画評

みんな生きている ~二つ目の誕生日~ 私たちは、支え合いの中で生きている

映画『みんな生きている ~二つ目の誕生日~』を見ました。

「健康」「生きる」「支える」、
そして「支え合う」というテーマに強く共感し、感動しました。

空手の選手で健康そのものだった主人公の大悟は、
突然「白血病」を宣告されます。
いきなり、厳しい入院生活をすることに。

化学療法を経て、最後は骨髄移植にかける。
ドナーは見つかるのか、そして移植は成功するのか・・・。

本作は、主演の樋口大悟氏の
自らの白血病の治療体験をもとに作られた作品。

ドラマティックな過剰な演出はなく、
ピリピリとしたリアリティとともに、淡々と物語は進んでいきます。
実話の迫力を感じます。

本作を見ることで、白血病とはどんな病気か。
そして、骨髄移植とそのドナーの重要性が、
非常によく分かるようになっています。

本作を見て思ったのは、「自分が健康であることへの感謝」。
そう、自分が今、「セロトニン的幸福」を手に入れている、
ということを意識し、強い感謝の気持ち湧いていきます。
タイトルの「みんな生きている」にも通じます。

「生きている」ということは、実に素晴らしい! 
そして、私たちは一人で生きているのではなく、
互いに支え合い、助けあいながら生きている!!

「健康への感謝」は、多くの場合、自分が病気になる。
「健康」を失ったときに、強烈に気付くものですが、
それではやや遅い。本作を見ることで、
それが疑似体験ができるのです。

また、自分が病気にならないとしても、
家族や友人が重病になったとき、どう対処するのか? 
どう接するのがよいのか? 

それも、本作を見ることでシミュレーションも心構えができるでしょう。

私は、大悟の恋人が、「もう支えるは疲れた」と、
大悟に別れてほしいとメールを送るシーンに、
魂が揺さぶられました。

病気の人を支えるのは、本当にたいへんですから。
だから「支える」よりも、
「寄り添う」くらいのスタンスでいた方がいいのです。

本作では、骨髄バンクの仕組み、
そして骨髄移植を支えるコーディネーター、
医療関係者も詳しく描いているのは、
今までの白血病の映画と大きく異なります。

松本若菜さん演じる、骨髄移植に協力する「ドナー」側の描写は
非常に新鮮で、映画的に新しい「視座」を与えています。

病者の苦悩だけではなく、
ドナーとその家族の不安、苦悩を描くことで、
映画が非常に立体的になっているのです。

本作を見る人が増えることで、
たくさんの命が救える可能性があります。

ということで、一人でも多くの人に見て欲しい作品です。

『みんな生きている ~二つ目の誕生日~』
樺沢の評価は・・・・・・★★★★☆(4・4)

予告編は、コチラからご覧ください。
https://www.min-iki.com/

【全動画プレゼント】
あなたの悩みの95%は解決する。
YouTube「樺チャンネル」の全動画4000本のリストをプレゼント中。
今すぐダウンロードしてください。
https://canyon-ex.jp/fx2334/z6j0NW

コメントを残す

*

CAPTCHA