書評/映画評

『ムチャブリ! 』がおもしろかった!

『ムチャブリ!  わたしが社長になるなんて』が、おもしろかった! 
珍しく、全話見たドラマ。

ビジネスの世界では、「直感型」「コミュ二ケーション型」
「実務型」の三つがあって、それぞれ適材適所であれば、
活躍できるのですが、それがズレると、苦労するというのが、
ものすごくわかりやすく描かれている。

のですが、問題意識を持ってみないと、気付かないかもね。

このドラマでは、「直感型」は松田翔太、
「コミュ二ケーション型」は高畑充希、
「実務型」を志尊淳が演じています。

樺沢は間違いなく「直感型」なのですが、
仮に普通の会社にサラリーマンとして就職したならば、
どうみても「協調性が全くないダメ社員」として淘汰されていたでしょう(笑)。

このドラマでは、実務が全くできない高畑充希が、
いきなり「社長」に抜擢されることで起きる、
ハプニング、困難を「笑い」という形でドラマにしている。

非常に洗練されたシナリオと思いました。

人間は、自分に合ったポジショニングで、
最大のパフォーマンスを発揮できるのです。

「直感型」の人は、フリーランスや経営者、クリエイティブな仕事につくと
としては成功するでしょうが、
「やらされ仕事」の職場に就職すると地獄です。

「コミュ二ケーション型」の人は、
営業や顧客対応などでは力を発揮しますが、
「実務」を要求されると何もできないダメ社員になってしまいます。

「実務型」の人は、コミュニケーションが下手な場合が多いので、
「営業」に配置されたりすると、これまた地獄でしょう。

「仕事のストレス」の多くは、
「適正のミスマッチ」によって発生している、
と以前から思っていたのですが、
このドラマではまさに「それ」が描かれていたので、
一見、「お笑い」重視のコメディのように見えながら、
非常に深いドラマとして完成されていました。

高畑充希の独白も最高! 
「笑い」の部分も楽しめました。

非常に楽しいドラマ、ありがとうございました。

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