書評/映画評

後悔せずにからっぽで死ね

人生最後の日、あなたはどうやって過ごしますか?

いつもの予定表に書かれた日程を、
そのままこなしますか?

それとも、「やり残したこと」を、いろいろとこなしますか?

私は、おそらく予定表に書かれた日程、
いつもの日程をそのままこなすでしょう。

それは、Facebookの記事を投稿し、メルマガを発行し、
本の執筆をする、といった予定です。

仮に、自分が「余命一日」だったとしても、
Facebook投稿。メルマガ発行、本の執筆を
やめることはないでしょう。

というか、「人生最後の投稿」になるとするならば、
いつも以上に気合を入れて、時間を使って
心をこめた記事を書くはずです。

やり残したこともなく、人生に後悔なし!

そう思えるように、日々、全力投球。
完全燃焼するように心がけているので、
私の辞書に「後悔」という文字はありません。

しかし、多くの人は、
あと一日しか生きられないとするならば、
やりたいことが山程あったり、
あれもしておけばよかった、これもしておけばよかった
と、たくさんの後悔をするのではないでしょうか。

そうならないためには、どうしたらいいのか?

それが、
『後悔せずにからっぽで死ね』に書かれています。

この本、タイトルから推測すると、
「死生観の本」か
「死を前にした心構え」でも書いた本に思えるのですが、
かなりタイトルで損をしているような気がしてなりません。

実際は、「死に方」の本ではありません。

わかりやすく言えば、
「本当にやりたいことを実現し、日々の生活を充実させて、
幸せな人生を送る方法」が書かれています。

「死に方」ではなく、「生き方」を書いた本なのです。

「死に方」の本だと思うと、
「自分には関係がない」と思う人が多いでしょうが、
「完全燃焼する生き方」の本ですから、
ほとんどの人にとって、
重要であり、必要なことが書かれています。

具体的には、
自分自身を深く洞察する方法、
人生の目的、ミッションを明確にする方法、
人との結びつきを深める方法、
些細な仕事に時間をとられない方法
などが具体的に書かれています。

よく、
「タイムマシンで10年前に戻って、人生をやり直したい」
なんてことを言う人がいますが、
人生に「後悔」や「未練」があると、
そんな発想になってしまいます。

この本には、今を全力投球で生きる方法が書かれていますから、
そんな、よく「後悔」する人に一番読んでいただきたい。

後悔が多い人ほど、
この本からの大きなな気付きを得られるはずです。

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