書評/映画評

それでいい。 ~自己肯定でほとんどの問題は解決する!

本日発売された
『夫婦・パートナー関係も それでいい。』。

先程、「蔦屋家電」で買ってきました。
まだ、店頭に並んでいなかったので、
倉庫から出してきてもらいました。

2019年、私が一番読んだ著者が
精神科医の水島広子先生の本。

6冊ほど読んでいます。

水島広子先生といえば、
日本における対人関係療法の第一人者。

最近、よく使われる「自己肯定感」という言葉が広がったのも、
水島先生の
『自己肯定感、持っていますか? 
あなたの世界をガラリと変える、たったひとつの方法』

(大和出版)
が出たあたりから。

元祖、自己肯定感の伝道師と言ってもいいでしよう。

私が自分で本を書くうえで、最も大切にしていることは、
「わかりやすさ」。

本を読んで、「わからない」と全く意味がない。
理解しないものは、絶対に実行できないから。

心理学の本は山ほどありますが、
普段、本を読まない(日本人の50%に相当)人たちにとっては、
どれも難しくて、「万人向け」という意味で、
なかなかお勧めできる本はありません。

そんな中、
『それでいい。』
(細川貂々、水島広子著、創元社)

は、
「それでいい」と自分で自分を認めるだけで、
自己肯定感が高まり、様々な心の問題が解決される。
ということを、チョーわかりやすく伝えている本。

なぜならば、漫画だから。

堺雅人、宮崎あおい主演で映画化もされた
『ツレがうつになりまして。』
(細川貂々著、幻冬舎)

の漫画家、
細川貂々さんが、『それでいい。』でも漫画を担当。

「ほんわか」した、癒やし系のタッチで、
誰にでもわかるように、心の問題の解決法が学べる本になっています。

漫画と漫画の間には、水島先生の解説も入っていますので、
学術的にも非常に正しい内容になっているのです。

解決法といっても、何か難しいことをするわけでもなく、
「今はこれでいい」とも自分を肯定するだけ。
という、非常に簡単なもの。

アドラー心理学でも、
幸せになる方法として
自己受容→自己信頼→他者信頼→他者貢献
のサイクルが提唱されていますが、
その第一歩が「自己受容」そして「自己信頼」なのです。

つまり、「それでいい。」と今の自分を肯定することが、
幸せに生きることの第一歩
、というわけです。

ということで、
自己肯定感が低い。
自分を認められない。
自分を信頼できない。
自分に自身を持てない。

という人には、絶対に読んでいただきたい一冊
が、
『それでいい。』
(細川貂々、水島広子著、創元社)

です。

さて、本日発売されました
『夫婦・パートナー関係も それでいい。』
(細川貂々、水島広子著、創元社)

は、
『それでいい。』の「夫婦問題・夫婦関係」版。

夫婦問題を抱える方は、
コチラの本が内容が特化されているので、良いと思います。

「DVのこと」
「モラハラのこと」
「愛着のこと」
「パートナーがいなくても」
「パートナーを失う衝撃」

など、非常に深い問題も扱われており、
「漫画」なのでライトでわかりやすいと同時に、
非常に深くて本格的な本にもなっています。

ということで、
私はあまり精神科医の書いた本を推奨することは少ないのですが、
水島広子先生の本は、わかりやすく、実践しやすい敷居の低さを
持っているので、心の悩みを持っている人、
お勧めしたい一冊です。

『それでいい。』
(細川貂々、水島広子著、創元社)

『夫婦・パートナー関係も それでいい。』
(細川貂々、水島広子著、創元社)

【関連ページ】
水島広子先生の他の本も気になる方は、以下の書評も参考にしてください。
「本当の自信」を手に入れる9つのステップ
https://kabasawa3.com/blog/book-movie/9stepstoget-realconfidence

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