4コマ漫画

父親なしでも子供は育つ 〜マンガでわかる精神医学・心理学

13話

 

作・のんだひろみ

 

 

【樺沢のミニ解説】

父親不在でも、子供は真っ当に育つのか?

 

これは、心理学的には非常に重要な問題です。
父親の役割は、経済的な支柱(給料を稼いでくる)現実的な役割に加えて、
「父性」(敬意、尊敬の対象、目標、そうなりたいという存在)を
担うという心理学的な役割を持っています。

ただ、「父性」というのは、父親だけが担うものではなく、
子供が「そうなりたい!」とリスペクトできるものは「父性」です。

 

スポーツ選手、学校、塾の先生、
スポーツの監督やコーチ、道場の師匠なども
十分に「父性」を担うことができます。

 

「父性」について、さらに詳しく知りたい人は、
拙著『父親はどこへ消えたか 映画で語る現代心理分析』(学芸みらい社)をお読みください。

 

映画、アニメを題材に、「父性」についてわかりやすく解説しています。
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