精神医学心の話

1年前の味を正確に記憶する男

今日は、「CoCo壱番屋」で、スープカレーを食べました。

毎年、冬限定で「スープカレー」が出ますので、
ずっと10年以上、食べ続けています。

毎年、少しずつ味が変わって、確実に進化していたのですが、
今年のバージョンは、以前の味に戻ってしまい残念でした。

去年のスープカレーがとてもよかった。
過去最高レベルまで来ていた。
 
大きめ野菜がごろっと入っていて、
野菜の食感、歯ごたえもしっかりある。

スープもダシがきいていてうまみがしっかりしているし、
スパイス感もかなり出ていた。

札幌スープカレーの雰囲気をかなり再現した、
素晴らしい一皿でした。

なので、珍しく1シーズンで、4回も食べに行きました。

しかし、今年のスープカレーは・・・。
 
全然、ダメです。

カレーのルーをスープで薄めた、「なんちゃってスープカレー」。

以前は、ココイチでは、こうした
「なんちゃってスープカレー」をずっと出していたのですが、
それに逆戻りしてしまったようです。

野菜も煮込まれすぎで、キャベツもナスもフニャッとした
食感しかなく、野菜の味もスープに出てしまっている。
「でがらし野菜」、ですな。

はっきり言って、このレベルであれば、
わざわざ食べに行く価値なし、です。

おそらく、
去年の本格的スープカレーは、
スープカレー・ファンには納得の味レベルなのですが、
既存のココイチの客層には受けなかったのでしょうね。

それで、逆戻りしてしまった、という。

さて、今日、
カレーが運ばれてきて、一口食べた時に不思議な体験をしました。

一年前に食べたカレーの味や特徴が、
一瞬にして、ありありと蘇ってきたのです。

先に説明した通り、一年前のスープの味や
野菜の食感まで正確に「記憶」していたわけです。

さて、あなたは、
一年前に食べた「味」をどこまで正確に記憶していますか?

あるいは、カレーでも、ラーメンでも、寿司でもいいですが、
人に説明できるくらいに、記憶できているでしょうか?

多分、99%の人はできないと思います。

でも、私はできます。
 
「1年前の味を正確に記憶する男」。
 
というとカッコイイですね。

すごい記憶力の持ち主のようにも思えます。

しかし、それほどのことではありません。
ある、「一つのこと」をしているだけです。

ある、「一つのこと」とは








それは、「アウトプット」です。
「感想を書く」ということです。
 
カレーや何かおいしいものを食べたら、
Facebookに写真を投稿するとともに、感想を書いているのです。

たったそれだけのことですが、
「感想を書く」と本当に忘れません。

書いた内容に関しては、先程のように、
一瞬で思い出すことができます。

それが、1年後でも、3年後でもです。

これが、アウトプットの凄さです。

「感想を書く」と、それだけで
本当にしっかりと記憶に刻まれます。

だから、「感想を書こう」「感想を書こう」
としつこく言うのです。

ですから、本を読んだら感想を書くといいです。

1年たっても、3年たっても、内容を忘れません。
しっかりと、身につきます。

3年たって「記憶に残っている」ということは、
「身についている」ということです。

しかし、ほとんどの人は、感想なんか書きません。

ですから、
1年たつと、本の内容は完全に忘れています。

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