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退職後は何して過ごしたい?

本日、メールの受信箱を見たら、

「【アンケートご協力のお願い】退職後は何して過ごしたい?」

という件名のメールがきていました。

 

「退職後は何して過ごしたい?」

普段、あまり考えてもみませんでしたが、
これは脳科学的にも、メンタル的にも極めて重要な問題なので、
取り上げずにはいられません。

 

さて、以下、私の見解を読み始める前に、
「退職後は何して過ごしたい?」に対する、
自分の答えを考えてみましょう。




考えましたか?

 

「のんびり暮らしたい」と思った人は、要注意です。

 

何か目的もなく、ただのんびり暮らす人は、
長生きできない可能性が高いからです。

 

100歳以上生きている人に対して、共通点を探したアメリカの研究。

 

100歳以上生きている人たちの共通点は、
「現在働いている」または「最近まで働いていた」
でした。

 

つまり、「生涯現役」の人が長生きしている。
リタイアメントとして、ただのんびりと生活している人で、
100歳以上まで生きている人は、ほとんどいなかった・・・という。

 

『ライフ・シフト』という本で、
これからは100歳まで生きるのが当たり前の時代になる、
ということが明らかにされました。

 

今生まれた赤ん坊は、50%以上の確率で
100歳まで生きられるそうです。

 

しかし、100歳まで生きられない人もいるのです。
その「差」は、どこで生まれるのか?

 

私は、「生涯現役」というのが、とても重要だと思います。

 

何もしないで、家でボーッとしていては、
認知症になりやすい。

 

また、よっぽど意識して運動しないかぎり、
運動不足になります。

 

運動不足になると認知症のリスクが増大し、
ほとんどの生活習慣病のリスクも増大します。

 

仕事をやめる、人と会うチャンスが圧倒的に減ります。
「孤独」に陥る老人が多いのです。

 

「孤独」や「コミュニケーション不足」は、
やはり認知症のリスクになるのです。

 

「毎日、人と会う」というのは、健康のためにものすごく重要なのです。

 

ということで、長生きできないのです。

 

あるいは、「生きがい」というのも重要です。

 

「生きがい」に基づいた活動であれば、
別に「仕事」でなくてもいいのです。
ボランティアや社会貢献活動でもいいのです。

 

とにかく「目的」を持って生きないと、
老化は一気に進みます。

 

また、「生きがい」を持っている人は、
幸福度が高く、寿命が長いという研究もあります。

 

では、あなたの「生きがい」は何ですか?

 

と質問したときに、即答できる人は少ないです。

 

5人に1人くらいでしょうか。
ほとんどの人は、「生きがい」がよくわからないのです。

 

「仕事」が「生きがい」という人が多いので、
退職した後も、なんらかの「仕事」を続けるべきなのです。

 

樺沢の老後はどうするのか?
知りたい人もいるでしょう。

 

私は、年に3冊の本を書き続ける。
メルマガを毎日、更新し続ける。
YouTubeを毎日、更新し続ける。

 

これを100歳まで、
いや120歳まで続けたいと思います。

 

これ以上の「生きがい」はないでしょう。

 

ちなみに、100歳まで、メルマガを毎日発行し続けると、
このメルマガは18,187号になっているはずです。

 

ということで、あと50年以上、
メルマガ、そしてYouTubeで樺沢とお付き合いいただければ幸いです(笑)。


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