香港視察。
いろいろなところを見てきました。
7年前に香港に来た時と比べて、
そう大きな違いは、感じられません。
一番、感じたのは、デシタルサイネージ(電子看板)と広告の多さ。
地下鉄や地下道の構内、あるいは地上を歩いていても、
いたるところにデジタルサイネージを見かけます。
さらに、地下道などは、
デジタルサイネージと壁一面の巨大なポスター広告などで、
すきまなく埋まっています。
目から飛び込んでくる情報量が、圧倒的に多いのです。
あるいは、若者たちは、手にスマホを持ち、
歩きスマホ率もものすごく高い。
その割合は、日本よりも多いくらい。
つまり、香港の人たちは、「膨大な情報」にさらされている。
それが、必ずしも自分が本当に欲しい情報ではない。
言うなれば、「情報のノイズ」の海で生きている、
という感じでしょうか。
日本も、ここ1年でデジタルサイネージが増えていますが、
香港のように、地下街、地下道、地下鉄など、
いたるところが、
雑然とした情報にさらされると、脳は疲れます。
家でテレビをつけているだけで、集中力が削がれ、
香港にいると街を歩いているとだけで、
それと同じことが起きてしまうのです。
樺沢の気づき。
「情報収集」という言葉がありますが、
これからは「情報遮断」「情報棄却」
そうでなければ、
通勤するだけで脳は疲労し、集中力が削がれ、
会社についたときには、集中力レベルは「夕方」
自分が「本来すべき作業」に集中力を割り振れない。
「生産性の低下」が、確実に起きてくるでしょう。
追伸
香港での気づき(備忘録)
・デジタルサイネージの多さ
・歩きスマホの多さ
・地下鉄のホームが広い
・近い鉄での、ホームドア設置率100%
・ビルなど「上」方向のスペースが有効活用されている。
(土地の少ない日本の進むべき道?)
・活気がある。若者が多い。
・スマホで「電話」「会話」している人が多い。文字では無く、
・スイーツブーム!? スイーツの店が多すぎ。
・東京もアメリカも香港も、あまり中心部の町並みに差異なし
・最先端の自販機、でも半分以上、商品が品切れ、
・地下鉄のチャージする機械が故障中。結局、