最近、「選択」と「集中」ということを強く意識します。
『読んだら忘れない読書術』が
13万部のベストセラーになって以降、
いろいろな仕事の依頼が来ていますが、
全部をお引き受けすることは不可能です。
自分で明確な基準を作って、
「引き受ける」「引き受けない」を
素早く決めていかなくてはいけません。
大切な問いかけは、
「自分にとって最も重要な仕事は何か?」
「自分は、一番何をしたいのか?」
ということです。
私の場合は、
「本を書いている瞬間が、最も幸せな時間」
です。
そして、本を通して、よりたくさんの人に、
自分のメッセージをお伝えしたい。
つまり、
「作家」として、
「本を書く」「良い本を書く」ということが、
自分にとって最も重要な仕事である、
と考えています。
YouTubeもメルマガも、私にとっては、
非常に重要な伝達手段です。
しかしながら、300ページの本と比べて、
3分のYouTube、1000文字のメルマガで伝えられることは、
限定されてしまいます。
本という「メイン」があって、
YouTubeやメルマガは「最強の補完ツール」として
生きてくるのです。
私の友人たちを見ると、
「とりあえずお金になる仕事」を受けすぎて、
「本当に自分がやりたい仕事」をする時間がなくなって、
苦労している人が少なくありません。
あなたにとって、「最も重要な仕事」は、何ですか?
そこを見据えた上で、
「選択」と「集中」をしていくが、
大切ではないかと思います。