socialMedia

第7日目 ハイランドパークの豪華ツアーを堪能2

【7日目の続き】(昨日のブログの続き
〜第7日目 ハイランドパークの豪華ツアーを堪能1〜
https://kabasawa3.com/blog/socialmedia/day7-scotland-1

 

 

♯ハイランドパークの豪華ツアーに

ハイランドパークでは、
いくつかのタイプの蒸溜所ツアーが行われていますが、
今回は一番高額な「3万円」のツアーに参加!!

さて、そのツアーの内容は・・・。

通常は入れない熟成庫に案内してもらえて、
そこから樽出しの原酒を飲ませてもらえる!
時価総額100万円相当のウイスキー試飲できる!
というもの、

試飲アイテムは、
ハイランドパーク1976、1971、1970、1968年。
いずれも30~34年もののウイスキー。

この4本のウイスキーの定価を合計する100万円を超えます。
なので仮にバーで飲むとすると、1杯1~2万円する代物
ということ。

それを4杯も飲めるということを考えると、
3万円のツアーも安い! といえるわけです。

私も、これほど貴重なウイスキーを一度に
飲んだことはありません。

個人的には、1971のスパイシーなクリスマスケーキ
(ラムやナッツが入ったパウンドケーキ)の味わいが
気に入りました。

3万円のツアーって、北海道旅行とか行けちゃいますね。

申し込みの時点では、「ちょっと高いかな」とも思いましたが、
体験してみるとむしろ「安い!」と思いました。

いろいろなところで、
ハイランドパークは商売上手です。

 

♯ベア大麦の畑を探せ!

以前、ブルイックラディ蒸溜所から、
「Bere Barley 2008」というボトルがリリースされました。

これは、大麦の古代種「ベア大麦」を
100%使ったウイスキーです。

1000年以上前の9世紀ごろスコットランドのオークニー諸島 カークウォールを
支配していたヴァイキングが持ち込んだ古代種の六条大麦「ベア大麦」。

昔は「ベア大麦」を使ってウイスキーが作られていましたが、
今は品種改良によってアルコール収量の多い大麦が使われ、
「ベア大麦」がウイスキーに使われることはほぼなくなりました。

病気にも弱い「ベア大麦」は、
現在、オークニー諸島 カークウォール以外では作られなくなり、
絶滅危惧的な超レアな品種となっているのです。

せっかくオークニーまで来たわけだから、
その「ベア大麦」の畑を見たい!
と思いました。

しかし、その「ベア大麦」の畑がどこにあるのか、
ネットで調べても情報はほとんどありません。

カークウォールでも、ホテルの人、観光ガイドの人など、
何人かに聞いてみたところ、「わからない」とのこと。

そこで、この動画
「Orkney Bere Barley – Bruichladdich Distillery」


ブルイックラディのプロモーション動画を参考に、
「ベア大麦」の畑を探す旅にでかけました。

「水曜どーでしょー」に
「日本全国絵葉書の旅」というのがありましたが、
それと全く同じ。

1分10秒の動画に隠されたヒントを手がかりに
推理力を働かせながら、ドンピシャの目的地を探します。

最大のヒントは、この動画の最後に一瞬出てくる地図。
しかし、この地図はかなりザックリとした地図で、
周辺1~2キロの範囲しか特定できません。

そして他にヒントとなるのは、
「動画内の畑の映像」だけです。

まず、タクシーをつかまえて、
運転手にザックリとした地図を出して
「このあたりに行ってくれと」とお願いしました。

「そんなところに行っても、何もないよ」と言われましたが、
「ただ畑を見たいだけ」と答えました。
(かなり不審、怪しげな観光客と見られたでしょう)

運転手も観光名所ではない地域だけに、
行ったことがないらしく、道を大きく間違えました。

しかし、途中でメーターをとめて、
引き返して地図のあたりに、ようやく到着しました。

この目的となる「ベア大麦」の農場をどうやって探そう?

と最初は途方にくれましたが、
着いてみるとそう難しくないことがわかりました。

その周辺はほとんどか牧草地で
大麦畑は数ヶ所しか目に入らなかったからです。

大麦畑は、「銀色」のカーペットのようになっています。

タクシーを降りた所から、100メートルほどのところに
大麦畑があったのでそこへ行ってみます。

穂がものすごく垂れ下がり、大麦が実っていました。
昨日、別なところで大麦畑を見たのですが、
それとは全く別な種類であることが、ひと目でわかります。

背景の海を望む風景も、
ブルイックラディの動画とピッタリと一致します。

1000年以上前から育てられている大麦品種と対面!!

やったーーーー!!
妙にうれしいです。

翌日、お土産屋で、ベア大麦を使ったビネガーを見つけました。
すぐに購入。
どんな味がするのが、とても楽しみです。

ちなみに、本日のYouTube動画は、
この「ベア大麦」の畑の前で撮影しました。

『イメージするだけでアウトプットする方法』(3分33秒)

 

♯1時間半のハイキングを楽しむ

カークウォールの街から「ベア大麦」の畑まで。
タクシーだと10分ほどでしたが、
歩いて戻ると1時間半もかかりました。

というか、風景が美しい。

YouTube動画を撮影したり、写真を撮ったり、
牛と戯れたり、絶景とも言うべき風景を楽しみながらハイキング。

ものすごく楽しかったです。

 

♯レストランでスコットランド最後の食事

かなり歩いたせいか、カークウォールに着くと、
お腹がペコペコです。

事前に入手した「美味しいレストラン」の情報から
「St.Ola Hotel」のレストランに行きました。

注文は「本日のスープ」「イカのフライ」
「ハギス」「ビーフ&パイ」を注文。

バーの食事という感じ。

「ビーフ&パイ」は、ビーフシチューの上にパイが乗っているもの。
ビーフはかたく、パイはガサっとした感じで、
あまりおいしいとは言えません。

スコットランド名物のハギス。
スコットランド旅行中にどこでも食べられるだろう、
と思って敢えて注文しないでいたら、
最終日までハギスを食べていないことに気付きました!!
ということで、ハギスを注文。

40233509_1994154560641019_4799209199718367232_n

と思ったら、朝の「フル・スコティッシュ・ブレックファスト」に
ブラックプディングと一緒についてくる丸い食べ物がハギスだった
ということが判明。

なんだ。知らないで、毎日、ハギスを食べていた(笑)。
そのくらい、スコットランドでは日常食というわけなのですね。

この店のハギスは、賞も受賞しているということで、
今まで食べたハギス以上においしかったです。

 

♯フェリーでアバディーンに出航!

さて、21時半。予約していたタクシーに乗って、
フェリー乗り場に移動します。

フェリーで、カークウォールからアバディーンに向かいます。
出航が0時15分。到着が7時。
ということで、寝ている間に移動できて便利です。

フェリーが想像以上に大きい。
クルーズ船と同じ作りになっていました。

チケットには、11時45分にゲートクローズ。
0時15分に出港と書かれていましたが、
驚いたことに出航時間より
はるかに早い、11時40分に出港しました。

日本では、交通機関の乗り物が、
時間より早く出発するということは、
絶対にありえませんが、
今回のスコットランド旅行では、
バスに引き続き、二度目の体験。

全員乗船を確認したので早々に
出航したのかもしれませんが、
スコットランド旅行をされる方は、
予定時間より早めの行動をしないと、
「乗り遅れる」ことが多々ありえるので、ご注意ください。

 
================
樺沢先生・スコットランド旅行記
まとめ はこちら☆
================
第1日目 スコットランドは遠い。
https://kabasawa3.com/blog/socialmedia/day1-scotland

第2日目 「体験」こそが最高の学び!!
https://kabasawa3.com/blog/socialmedia/day2-scotland

第3日目 ウイスキーの城でウイスキーづくしの一日
https://kabasawa3.com/blog/socialmedia/day3-scotland

第4日目 ラッキーはどこからやってくる?
https://kabasawa3.com/blog/socialmedia/day4-scotland

第5日目 マイベスト蒸溜所にキターーー!!
https://kabasawa3.com/blog/socialmedia/day5-scotland

第6日目 オークニーの魅力を堪能
https://kabasawa3.com/blog/socialmedia/day6-scotland

第7日目 ハイランドパークの豪華ツアーを堪能1
https://kabasawa3.com/blog/socialmedia/day7-scotland

第7日目 ハイランドパークの豪華ツアーを堪能2
https://kabasawa3.com/blog/socialmedia/day7-scotland-2

 

 

樺沢紫苑 新刊 『アウトプット大全』好評発売中!

書店で見かけたら、是非、手にとってみてください。
購入したい!、という人はコチラをクリック
↓↓↓↓↓↓
アウトプット大全表紙

 

 


↓ 【樺沢紫苑公式メルマガ】の登録はこちらから(※メールアドレスを入力)