ほとんどの人は、本を読んでも、実行しません。
不思議ですね。
本を読むと、いろいろと「いいこと」「新しい発見」があるのに、
なぜかほとんどの人は、実行に移さないのです。
インプットだけで満足してしまう。
ただの自己満足。
アウトプットしないから、自己成長もしませんし、
本を読んでも現実は、何も変わらないのです。
私は、本を読んだ場合、その内容について、
「なるほど」と思ったものに関しては、
徹底的に、そして貪欲に実行していきます。
そして、実行した分に関しては、それなりの結果が出ることが多い。
結果として、一冊の本を読んだだけでも、
それなりの行動の変化、生活習慣の改善、
自己成長が得られている、と実感しています。
先日読んだ『スタンフォード式 最高の睡眠』に、
#深い睡眠をとるためには、深部体温を下げることが必須
#そのために、室温は涼しめの方がいい
#夜中に、身体を温めすぎるのはよくない
と書かれていました。
私も睡眠については研究していますので、
話としては全て知っていました。
しかし、今の時期、まだ夜は寒いので、
エアコンをつけて寝ていたのです。
「深部体温を下げる」には、
エアコンのスイッチをオフにして寝たほうがよさそうだ。
そう思って、3日前から、
エアコンのスイッチをオフにして寝ているのです。
その結果、何が起こったのか?
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なんと、今までよりもぐっすり眠れるようになったのです!
私は、睡眠時間は、7、8時間。
かなり十分にとっているのですが、
それでも「睡眠の質」が、改善したのです。
朝の寝起きが今まで以上に良いことに加えて、
午前中の集中力の高さ、仕事のパフォーマンスが、がぜん違います。
ここ2日間、12時間連続でデスクワークをしていますが、
その集中力が持続してるのも、
睡眠の質をより改善したことと関係あるでしょう。
寝る前にエアコンのスイッチをオフにするだけで、
睡眠が深まりグッスリ眠れる。
たった1秒のスイッチオフで、
睡眠が改善するのですから、やらないと損というものです。
また、
それを気づかせてくれた『スタンフォード式 最高の睡眠』は、
それだけで1,500円以上の価値がある、というものです。
「夜、寒いと風邪をひくかもしれない」と
部屋の温度をポカポカになるまで暖めたり、
電気毛布や湯たんぽなどで、体温を上げるのは、
睡眠の質を下げる、あるいは不眠の原因になっている可能性もありますので、
注意したいものです。
特に、ご高齢の方は、ありがちだと思います。
ここ数日、睡眠の記事を書いていますが、
「私は7時間寝ているので大丈夫」
「私は8時間寝ているので大丈夫」
と思った人も多いでしょう。
しかし、
睡眠は「時間」でけではなく、「質」も大切なのです。
8時間寝ていても、睡眠の質が低ければ、
十分な疲労回復効果が得られていない場合もありえるのです。
私のように、7、8時間。
十分な睡眠時間をとれている人も、
睡眠の質を上げる努力をすることが大切なのです。
『スタンフォード式 最高の睡眠』に書かれている
深部体温を下げて睡眠の質を高める方法としては、
他に
#就眠90分前の入浴 (熱すぎない温度)
#足浴
#(すぐに寝る場合は)シャワー
などが、推奨されています。
入浴などで、一度、体温を上げると、
その後、気化熱で深部体温が下がるので眠りやすいということ。
簡単に実践できることなので、
是非、生活習慣に取り入れたいですね。