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「下町ロケット ゴースト」が証明した 樺沢流「ビジョンを定める方法」の凄さとは?

質問をいただきました。
「樺沢さんは、テレビドラマは見るのですか?」

質問をお返ししたい。
「あんたは、樺沢公式メルマガを読んでいますか?」

メルマガ読者の方は、メルマガにテレビドラマのネタが
時々入ってくるので、
樺沢も時々、テレビドラマを見ていることは
ご存知でしょう。

私の場合、ドラマを見ておもしろければ、
必ずメルマガでアウトプットしますので、
書いていないものは、見ていないか、
よっぽどつまらないかのどちらかです。

とはいえ、テレビシリーズだと、10~12回のシリーズを
全てみると10時間ちかい時間がとられるわけですから、
作品は厳選します。

なので、
チョーおもしろいドラマを厳選して見る、
というスタイルになります。

チョーおもしろいかどうかを判定するためには、
第1話を見ないといけません。

なので第1話は、結構見ます。
しかし、そこでよっぽどおもしろくないと、
第2話以降は見ません。

18日14時頃に、ポルトガルから帰ってきましたが、
私がまずやったこと。

Facebookのメッセージやメールの返信などの
たまっていた雑用をこなす。

そして、古武術の日だったので、武術に行きたかったのですが、
武術をするには、体力的に疲労がたまっていて、
集中もできない状態なので、行くのを断念しました。

居合で模造刀を使います。
模造刀とはいえ、不注意に使うと危険なので、
無理しないことに。

それで、家で何をしたかというと、
「下町ロケット ゴースト」を見ました。

池井戸潤氏の「半沢直樹」と「下町ロケット」のシリーズは、
ストーリーがおもしろい、感動して号泣する、
そしてビジネス的な気付きが多い、ということで
毎回楽しみにしているのです。

さらに、民法公式テレビポータル「ティーバー」の
公開期限が1週間しかないので、次の日曜日までには
見ないといけいない、ということで、早速みたわけです。

ということで、
「下町ロケット ゴースト」の第1話。
よかったです。

今までの「下町ロケット」の人物、キャラクターの紹介、
過去の経緯の紹介など、初見の人も意識した
復習的な内容でありましたが、
後半は涙が流れるシーンもありました。

さて、「樺沢塾」の方で、この
「下町ロケット ゴースト」の第1話を見た人は、ハッとしたと思います!

樺沢の言っていた「ビジョンを定める方法」の動画、
そのものじゃないか!!

はい、全くその通りです。

樺沢塾で16日から公開している
動画「ビジョンを定める方法」(35分)
ですが、これは個人のビジョンを定めるだけではなく、
企業の新製品の開発や
ベストセラーを狙う本の内容をどうやって決めるか、
などにも応用できます。

実際、『アウトプット大全』は、この方法を用いて
企画製作しており、実際に狙い通りに大ベストセラーになりました。

「ビジョンを定める方法」の内容を簡単にお伝えしますと、
WANT(何をしたいのか?)
NEED(消費者やお客さんは、必要としているか?)
CAN (自分は何ができるのか?)
FAN (自分が「好き」なこと、楽しいことは何か?)

この4つの要素で、「自分の強み」を分析し、
その4つの要素、4つの強みを最大化する「ビジョン」を定めることで、
世界で一つだけ、自分だけのビジョンが出来上がる、というわけです。

WANTとNEEDの話は、有名で多くの本に書かれている通りです。

出版を例に言うと、
「読者が真に求める本」読者のNEEDを満たす本を書けば
ベストセラーが出るわけですから、
多くの著者は「自分が書きたい本」を書いてしまい失敗します。

もうひとつ、CANというのも重要です。
自分でできないことを発想してもしょうがない。

「iPhoneが出る前から、私はスマホのアイデアを持っていた!」
と言い張った人がいましたが、じゃあなぜ開発しなかったのですか?
という話です。

「パソコンと携帯の機能がついたタッチパネルで簡単操作できる通信機器」が
出たら売れる! ということは、誰でも発想できるのです。

ただそれを、片手に載って、さらに軽量で、操作性もよい。
という技術力が伴わないと、机上の空論、机上のアイデアにしかすぎない。

自分に実行できないアイデアを100個考えても意味がないのです。
なので、「CAN」という手持ちの駒を知ることが重要。

WANT、NEED、CANの3つの要素で分析する方法は、
今までもありました。

そこにもう一つFAN(「好き」)という要素を加えたところが、
樺沢オリジナルです。

例えば、作家である樺沢が、自分の専門分野とは違う
けども「こんな本を出したら絶対にベストセラーになる」
というアイデアを発想したとしましょう。

調べれば、書くことはできます。なので「CAN」もOK。

しかし、興味のない分野、
例えば「マネー」の本を書いても、全く楽しくないのです。

私は、「病気の予防」「健康」「幸せ」「自分らしく生きる」方法の
お手伝いをしたいので、そういう本を書いている瞬間が楽しいし、
そういうことをサポートする動画を撮っている瞬間が楽しいのです。

ものごと、嫌々やっても、絶対に失敗するのです。
長続きしないから。

ですから、「ビジョン」には、「好き」(FAN)という
要素が不可欠なのに、既存の強みの分析には、
その要素を加味しないものがほとんどだったわけです。

WANT、NEED、CAN、FANの4つの要素で分析する
樺沢流「ビジョンを定める方法」ですが、
その方法の正しさが、「下町ロケット」を見ていて証明されました。

第1話は、佃製作所の社長、佃航平が新商品の開発に頭を悩ませ、
最終的にトラクターの「ベアリング」を開発することが
自社の技術を活かせる!
新しい分野の進出として最適という着想を得るまでの話です。

これをWANT、NEED、CAN、FANで分析すると
とてもわかりやすのです。

WANT ロケット用のバルブの受注が停止した場合、
その代替となるような、会社の主力となる新商品を開発したい。

NEED 既存のトラクターは作業ムラが出る。
作業ムラのないトラクターができると大ヒットするはず。

CAN  ロケット品質。佃製作所のバルブ技術を応用すると、
トラクター用のベアリングの製作は可能!

FAN  ロケットが好き! ロケット。マニア。
ロケットを作りたい。自社でロケットをとばしたい!
(そのためには、会社の存続と技術の存続が不可欠)

ということになります。

トラクターの「ベアリング」は、佃製作所という会社、そしてその社長の佃航平の
WANT、NEED、CAN、FANの4つの要素を全て満たした
素晴らしいアイデアであったことが、わかるのです。

WANT、NEED、CAN、FAN。
4つの要素を書き込むだけで、自分の強みが分かって、
自分のビジョンも見えてくる。

自社の新商品のアイデア、企画作りにも応用できる!!

画期的なブレインストーミングの方法です。

是非、やってみてください。

具体的な方法は、樺沢塾で公開中の
動画「ビジョンを定める方法」(35分)
で詳細に解説しています。

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