書評/映画評

1917 命をかけた伝令 ~圧倒的な緊迫感と迫力。これぞ映画だ!!

今年のアカデミー賞で、
撮影賞、録音賞、視覚効果賞の3部門を受賞した
映画『1917 命をかけた伝令』

評判どおり、凄かった。

全編ワンカット撮影。
視覚効果でつないでいる部分はあるが、
基本、超ロングのカットの連続。

一体、どうやって撮っているのか。
メイキング映像が気になる。

全編ワンカット撮影、ということもあり。
あるいは、敵の戦場で、いつ狙撃されるかもしれない、
いつ死んでもおかしくないという緊迫感の中、
最初から最後まで、手に汗握るシーンが続く。

タイトルの「命をかけた伝令」の通り、
将軍の命令書を夜明けまでに仲間の舞台に届ける。
もし遅れると、仲間の部隊1600人が全滅する、という。

シンプルなストーリー。
言って言えば、とにかく歩く、走るだけ。

しかし、それを手を変え、品を変え、
いろいろなシチュエーションを作り出していく。

最近は、ストーリーに凝った映画、ドラマが多いが、
全く真逆である。

「単純なストーリー」をいかに「映像」で見せるか。
「映像」でアッと言わせるか。

映像の迫力。映像の力。

これが、「映画」だ!!

そんな、監督の熱意が映像に刻まれている。

戦争とは、なんと無駄な殺し合いなのか・・・。

セリフは少ないが、映像だけで、
戦争のはかなさ、むなしさは十分すぎるほど伝わってくる。

映画館で見ないと意味がない作品。

クライマックスの戦場を全速力で
駆け抜けるシーンは、映画史に残るといっても、過言ではない。

『1917 命をかけた伝令』樺沢の評価は・・・ ★★★★☆(4・5)

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