書評/映画評

キャッシュトラック ~文句なしのおもしろさ!

『キャッシュトラック』、文句なしのおもしろさ! 

今、好きな映画監督は? 
と聞かれたら、ガイ・リッチー監督と答えたい。

今年、5月公開の『ジェントルメン』も驚かされましたが、
それに匹敵するおもしろさの『キャッシュトラック』。

ここまでストーリーにこだわった、
アクション映画は見たことがない。
と言っても、過言でない。

現金輸送車の警備員として雇われた「H」(ジェイソン・ステイサム)。

新人のはずの彼が、現金輸送車強奪するギャング6人を
返り討ちにする。圧倒的な強さ。
どうみても、「ただのおっさん」ではない!
果たして、「H」の正体は?
なぜ、わざわざ警備員という地味な仕事をしているのか?

複雑なストーリーで展開が読めない。
たくさん映画を見ていると、
だいたいストーリーが読めてしまうのですが、
『ジェントルメン』と『キャッシュトラック』は、
「予測不能のおもしろさ」があります。

この2作品では、ガイ・リッチーは
監督、脚本を兼任していますが、
「ストーリーテリング」が新次元に突入してしまった。

単純明解な痛快アクション映画を過去の遺物
にしてしまったかのようなインパクトがあります。

とはいえ、クリストファー・ノーラン監督ほど難解ではない。
最後まで見ると、
誰でもわかるように作られているところが親切。

時系列を破壊し、
はりめぐらされた伏線を丁寧に回収していく! 
こういう映画が、私は大大大好きです!!

前半は予測不能のストーリーですが、
クライマックスは激しい銃撃戦でシンプルに楽しめる。
それでいて、随所に「意外性」も入れ込んでくるわけで、
これはもう「参りました」という感じ。

主演のジェイソン・ステイサムは、
セリフが凄く少ないのですが、
その圧倒的な存在感が凄い! 
この存在感は、彼しか出せない。

ということで、ひねりのきいた映画を見たい人に、
チョーお勧めの作品です。

『キャッシュトラック』樺沢の評価は・・・★★★★☆ (4・6)

この予告編が、秀逸です!!
https://youtu.be/2RYxO9FvkdQ

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