映画『クーリエ:最高機密の運び屋』を鑑賞。
普通のビジネスマンのウィンが、
スパイとしてスカウトされる。
という奇抜な話で、見る前は「そんな話、ありえるかよ」
と思いますが、実際に見ると「このシチュエーションならありえる」
と思わせるところがすごい。
一昨日見た「MINAMATA」では、
命をかけてまで一個人が世界のために「やるべきこと」がある、
というテーマに魂が揺さぶられました。
本作でも、無名の2人が核戦争を回避すべく、
命を賭ける。「一個人」でも、何かできることがある、
というテーマは、やはり心に響きます。
ベネディクト・カンバーバッチの演技の独壇場。
彼の前半と後半との変化、ギャップが凄い。
またウィンとロシア人スパイとの間の友情や、
妻との微妙な人間関係。人物描写もしっかりして、
見応えがあります。
キューバ危機により、米ソの核戦争のリスクが高まる。
なぜこんな昔の話が今作られるかというと、
米中の対立が強まっているからではないのか・・・。
そんな政治的、社会的なテーマが強い作品ではありますが、
最初から最後まで、手に汗握るスリリングな展開は、
エンタメとしても楽しめました。
『クーリエ:最高機密の運び屋』樺沢の評価は・・・★★★★ (4・2)
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