『フリー・ガイ』が超おもしろかった!
樺沢の、2021年、
洋画暫定ナンバーワンとなりました!!
平凡な銀行員の「ガイ」は、
毎日同じことが繰り返される毎日に、
「何かおかしい」と気付きます。
彼は、なんとゲーム内のモブキャラ(背景キャラ)。
それが、自分の「意識」を持ち、自分で考え、
新しい行動を始めるのです!!
ジム・キャリー主演の『トゥルーマン・ショー』との
共通点も多いですが、
映画史に残る傑作『トゥルーマン・ショー』に匹敵するテーマの深さと
おもしろさがあります!
アクション、恋愛、笑い、そして感動。
「ゲーム内の世界」という設定は、
いうならば「何でもあり」ということ。
それで「おもしろさ」の玉手箱のような作品になっています。
「デッドプール」のライアン・レイノルズ主演ということで、
コメディ要素も強く、シリアスなストーリーの中に、
爆笑シーンが盛り込まれるのも良い。
そして、テーマが深い。
モブキャラでも活躍できる!
毎日同じような平凡な日常を過ごす人たちに、
新しいことをはじめてみよう!
自分で考えて、自分で決断しよう!
という前向きのテーマに、強烈に共感します。
私が好きなシーンは、映画の冒頭。
いつも「コーヒー」しか頼まない主人公が、
いつもとは違う「カプチーノ」を注文しようとするシーン。
大きな変化、成長のために、大きな行動をすることはない。
小さな変化、小さな行動から変えていけばいい!
という『行動最適化大全』にも通じるコンセプト。
主人公のポジティブな行動に勇気づけられるし、
実に気持ちが良いのです。
気楽に見られて、大いに笑い、そして泣ける。
夏休み映画として、最適です。
『フリー・ガイ』樺沢の評価は・・・・・・ ★★★★☆ (4・6)
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