書評/映画評

まく子 ~『まく子』なのに「まく子」が出てこない!

午前中は執筆に専念する! という信条を曲げて、
朝11時30分スタートの映画『まく子』を鑑賞!! 

もう1日1回上映になっており、
この時間しかやってなかったのでしょうがない。
来週には、上映終了しそうだし。

結果は、
よかったーー。信条を曲げて。

まじ、魂揺さぶられ系です。   

小さな温泉街で家族と暮らす小学5年生の主人公、サトシが、
謎めいた転入生、コズエとの関わりを通して、変化、成長していく物語。

少年から大人へと変化していく
思春期の繊細な心理をうまく描いています。

温泉宿が舞台で小学生が主人公ということで『若おかみは小学生!』的な
テイストもちょっとあったり、
美少女のご近所さんとの交流ということで、
私の大好きな映画『テラビシアにかける橋』を思い出したりした。

独特な空気感を持つ鮮烈な美少女を演じる「新音」に、
アナソフィア・ロブのイメージが重なる。

サトシ役の山崎光、コズエ役の新音、ともに存在感があり、
演技も安定しています。

また、サトシの少しクセのある父親役を、
草なぎ剛が演じていました。

草なぎくんが登場するだけで場内に、おーーっ、
という声が上がりました。
草なぎくん見たさで来場したお客さんも多いようです。

温泉街というシチュエーションが、
風情と映像的な魅力を与えています。

そして、少年、少女二人の会話シーンを、
ややアップ気味で撮影したり(演技が下手だと無理)など、
構図の捉え方が上手だったりし、映像的な魅力もあります。

そして、ラスト10分、グッと来た!
そして、エンドロールで涙が流れた。

成長するって、こういうことだよね。
うん。うん。
そんな感じです。

『まく子』 樺沢の評価は・・・・★★★★☆(4・6)

2019年、現在までに見た映画の中では、ベスト2となります!!

追伸 そういえば、タイトルが「まく子」なのに、
「まく子」という人物が最後まで登場しない!!

なんでだろう・・・と考えたら、
「ああそういうことか」とわかりました(笑)。

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