書評/映画評

決して「お正月」には、見てはいけない映画

映画『プラットフォーム』を、Netflixで見た。
本作を一言で言えば、「悪夢」だ。

階層に分かれた「穴」の空いた建物
各階層には2人
食事は降りてくるプラットフォームがある間だけ
何でも一つだけ持ち込める
生き残る方法は、食べること。

気がつくと、そんな閉鎖された建物の中で
目が覚める主人公。

映画「キューブ」にも似た。絶望的な シチュエーション 。

誰が、何の目的で、こんなことを行うのか?
ここを生きて脱出することは、可能なのか?

場面が限定された
ソリッド・シチュエーションものとして、その設定は秀逸。

しかし、限られた食事を奪い合うという設定は、
どうみても「修羅場」しか生み出しそうもない。

そして実際、物語は。想像以上の恐怖、残酷さ、
グロテスクさをもって展開していく。

上層の住人は、富を好きなだけとることができる。
下層の住人には、何も残されない。

それは現実社会の縮図であり、究極の社会風刺だ!

極めて秀逸な部分と、グロテスクで残酷な部分との共存。
それもまた、現実社会の縮図なのか・・・。

見終わった後の、「後味が悪さ」では、
「ミスト」に匹敵するインパクトがあり、
決して万人には勧められる作品ではない。

とはいえ、本作にハマるホラー映画ファンも
間違いなくいるだろう。
実際、世界の映画祭で、多くの章を受賞している。

Netflixで見られるので、とりあえず「最初の10分だけ見る」
という選択肢もあるが、そうすると最後まで見てしまうだろう。

『プラットフォーム』樺沢の評価は・・・★★★★ (4・0)

公式ページ
https://klockworx-v.com/platform/#smooth-scroll-top

【全動画プレゼント】
あなたの悩みの95%は解決する。
YouTube「樺チャンネル」の全動画3313本のリストをプレゼント中。
今すぐダウンロードしてください。
https://canyon-ex.jp/fx2334/z6j0NW

コメントを残す

*

CAPTCHA