書評/映画評

ネガティブな感情はあっていい!

アドラー心理学の実践法。
というか、日常生活で具体的どのように使うのか、
子供などに「どんな声がけ」をするのか。
それが、わかりやすく学べる本が、
『ご自愛レッスン』(長谷静香著)

です。
  
アドラー心理学の本といえば、
世界1000万部の『嫌われる勇気』が有名ですが、
『嫌われる勇気』では「課題の分離」とか「ほめても叱ってもいけない」とか、
概念はよくわかるのですが、実際の日常生活や仕事の場面で、
具体的どのように「声がけ」をすればいいかは、
イマイチわかりづらいのです。
 
本書は、ややお疲れの「子育てママ」を対象に、
子供やママ友とどのように関わるのか。
アドラー心理学をベースに、わかりやすく解説されています。

特に「勇気付け」について、深掘りされています。

イライラしてもいいんだよ
心のドロドロ、モヤモヤは大切

など、ネガティブな感情は、あっていい!
多くの人に知っていただきたい。
 
「樺チャンネル」でも、
「不安を消す方法」「イライラを消す方法」などの相談が、
毎日のように届くのですが、「ネガティブな感情は、あっていい!」のです。
ネガティブも自分の大切な一面です。

そこを「欠点だ!」と、
自分自身で痛めつける人が多いのです。
 
ネガティブな自分も、大嫌いな自分も含めて、
もっと自分を大切にしよう。

それが本書では「ご自愛」という言葉に込められています。
ご自愛できれば、本当に楽になります。
 
樺沢が『幸せの授業』でも強調している「健康の幸福」と「つながりの幸福」、
「BEの幸福(そこにある幸福)」は、この「自愛」と不可分です。

「自愛」できないから、自分を責めてしまう。
結果として,健康、つながりの幸福を失います。

自愛できない人は、「BEの幸福」に気付かない。
「BEの幸福」が、感じられないのです。

 
「子育てママ」は、子供とどう接していくか、日々、「悩み」の連続です。

しかし、何か「指標」があれば、それだけで非常に楽になります。

この方向性(アドラー心理学の方向性)でやっていけばいいんだ、
という指標、指針、方向性が見えれば、
「たいへんな子育て」も、間違いなく、
今より楽なものに変わっていくでしょう。
 
お疲れモードの「子育てママ」には、必読の1冊。
男性やビジネスパーソンにも、アドラー心理学の入門書として、お勧めです。

『ご自愛レッスン』(長谷静香著)

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