この本、攻めている!!
すごいインパクトのあるタイトル。
『文章が劇的にウマくなる「接続詞」』。
文章術、書き方の専門家、山口 拓朗さんの新刊。
拓朗さんの本は、全冊読んでいますが、
さすがに「書き方」や「文章術」も出尽くしていて、
そろそろネタ切れでは・・・と心配していた矢先の「接続詞」。
目のつけどころが鋭い!!
しかし、言われてみると、確かに「接続詞」は重要。
「接続詞」を上手に使えば、わかりやすい、
つたわりやすい文章が噛めることは間違いないし、
文章が下手な人ほど、使える接続詞の「持ち駒」が少ないでしょう。
本書では、なんと「120種」もの接続詞が紹介されているのです。
「暴論かもしれませんが」とか「繰り返しになりますが」といった、
文法上の接続詞ではない言葉も含まれていますが、
文章の接続に使われる表現という、
接続詞を独自に定義しなおすことによって、
文章を書く上での使いやすさは倍増しているように思います。
文章初心者というよりは、
普段から文章を書いている人の方がより役立つでしょう。
より伝わりやすい、わかりやすい文章を書きたい。
自分の文章力を、グレードアップしたい人にお勧めの一冊です。
『文章が劇的にウマくなる「接続詞」』
(山口拓朗著、明日香出版社)
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