書評/映画評

TENET テネット ~2回見てもわからない 骨太すぎる作品

一昨日は、映画仲間と一緒に映画『TENET テネット』を鑑賞。

公開初日に見たので2回目の鑑賞

この超難解なストーリー。
でも、「2回見ればわかるだろう」と思っていたら、
基本的な流れはもちろん、1回目よりもはるかによくわかるのですが、
深く見るほどに、別な疑問、新しい謎が生まれてきて、
いまだに釈然としません。

これは、もう一度見ないと・・・。

と思わせてしまうところが、
『テネット』の凄いところであり、
完全にクリストファー・ノーラン監督の策略にはまっている。

「2回見たい!」という映画、世の中にそんなにない。
私の場合だと、2回見た映画は直近で『天気の子』。

映画仲間8人と一緒に見ましたが、
全員が「もう1回見たい」と言っていましたから、
凄いことです。

しかしながら、
『テネット』は、難解なストーリーの謎解きの面白さがあるわけですが、
劇中の人物は、「感じろ!」「直感を使え!」と言います。

それは、間違いなく観客に向けてのメッセージ。

直感的に楽しむのが『テネット』の基本的な楽しみ方。

2回目は、ヒューマンドラマを中心に鑑賞したら、
主人公とニールの友情
主人公とキャサリンの恋愛模様(?)
など、細かい心理描写を楽しめたのもよかった。

ということで、あまり難しいことを考えずに、
ド派手な映像や音響、音楽などを五感で楽しむ作品。

『TENET テネット』。
是非、見ていただきたい。

【関連ページ】
TENET テネット ~間違いなく傑作!!
https://kabasawa3.com/blog/book-movie/tenet

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