書評/映画評

夜更かし危険! 壮大なスケールのSFドラマ 『三体』がおもしろい!

Netflixドラマ『三体』(8話)、見終わりました!
 
こういう話だったのか!!

想像を超えるスケール感。
想像を上回るおもしろさ!

  
第4話までが、怒濤のおもしろさなので、
時間に余裕があるときに、見始めて欲しい。
でないと、「夜更かし」確定。

 
400年後訪れる「○○」と、どう戦うのか?
 
400年も先の、地球の未来なんか、
「関係ない」と一蹴するのか。

それとも、
「自分事」として真剣に向き会うのか。

「三体」は、
「環境問題」「人口問題」「食糧問題」
などのメタファーとも、とれる。

 
自分の生きている間は何とかなる。

しかし、自分の子供、孫の世代になると、
どうなるか・・・。
 
未来のために、「今」。
我々の世代が、どう行動するのか
が、問われているのです。

あるいは、
「個」の問題としてみてもおもしろい。
 
本作には、「天才」ともいうべき、
傑出した能力の持ち主が登場します。

一方で、そこそこの能力を持ちながらも、
「主流派」や「出世コース」から
外れてしまった人たちが登場します。
 
そんな「戦力外通告」されたような人たちが、
実は、非常に重要な役割を担っている。
 
いや、真に世界を救う救世主かもしれない・・・
という。
 
「ヒーローが世界を救う」という話に
飽き飽きしてしまった時代。
 
自分の能力を発揮できず、
あるいは「評価されず」に、
やきもきしながら、
フラストレーションをためている。
 
そんな人にフォーカスを当てるのが、
「三体」だ。

超本格的な骨太なSF大作。

想像力を膨らませるほど、
楽しめることは、間違いない。

続きが楽しみ。
ワクワクが止まりません。

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