書評/映画評

とんび ~北村匠海、安田顕、薬師丸ひろ子に魅せられた!

映画『とんび』。
良かった!!

阿部寛は、いつもの阿部寛なのですが、
北村匠海、安田顕、薬師丸ひろ子の演技が凄い!!

北村匠海は、若手俳優として注目していましたが、
本作の演技は良かった。

高校生のとき、父親に反抗するシーン。
目に鬼気迫るものを感じました。
迫真の演技とは、まさにこのこと。

安田顕は、本当に良い俳優に成長したなあ、と思いますし、
薬師丸ひろ子は、円熟した上手さ! それでいて、チャーミング。

ストーリーはシンプルなのですが、
役者の演技に魅せられます。

死の受容。過去を背負って生きること。
シングルファザーの子育ての大変さ。
助け合いの大切さ。
親子とは何か?

家族の問題に、様々な視点からスポットライトを当てている。
人によって、共感ポイントは異なるでしょう。

前半は、「ありきたりな話だなあ」と思って覚めていましたが、
人物描写が畳みかけられて、後半、感動がじわーーっと来ます。

昭和40年代から、平成、令和までの約40年を
描ききる。

当時の町並み、ファッション、髪型などを
見事に再現していたのには驚き。

これに、どれほどの手間、暇がかかったのだろう。

当時の音楽やテレビ番組なども入り、
「時代の流れ」を感じさせるのもよい。

ということで、お勧めの一本です。

『とんび』 樺沢の評価は・・・・・・★★★★☆ (4・5)

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