socialMedia

在宅ワークを最適化できた! ~『行動最適化大全』感想キャンペーン、最優秀賞の感想文

『行動最適化大全』感想キャンペーン。
最優秀賞の「感想文」を公開します。

他の人の「行動化」の工夫ポイントを学ぶことで、
自分の「行動化」をさらに加速できるはず。

また、あなたのアウトプット力、文章力の向上に
確実に役立つはずです。

今日の感想文は、アイダさんです。

▽ ▽ ▽ ここから ▽ ▽ ▽ 

オリンピック開催!しかし、モヤモヤする日常。。。

コロナ禍での二度目の夏が始まった。
オリンピックは盛り上がっているようだが、外出自粛は継続。
ストレスを発散できる機会は変わらず少ない。
日々のモヤモヤを抱えている人は多いのではないだろうか。

心と身体の疲れから解放される「行動最適化大全」

そんなアナタにオススメな本がある。
樺沢紫苑著「今日がもっと楽しくなる行動最適化大全」だ。
心と身体の疲れから解放され、最高の1日をつくるために
必要な行動をまとめた1冊。
自身の精神科医としての知識・経験をもとにした、
153個の具体的なアドバイスで、日常における様々な悩みを解消する。

本書の一番の特徴は、とにかくわかりやすいという事。
前半100ページ以上はイラストで構成されており、
普段本を読む習慣のない人にも要点がすっと入ってくる。

また内容も厳選されている。
本書で紹介されているノウハウは「朝、コップ一杯の水を飲む」
とか「カーテンを開けたまま寝る」等、
ちょっと意識するだけで取り組めるものばかりだ。
この内容であれば、手軽に、
今抱えている問題の解消ができるのではないかと思い、
試すことにした。

問題:在宅勤務の敵、生活音

私が直近抱えていた問題は、在宅仕事の環境をどう整えるかという事だった。
私の家は狭い。8畳のキッチンの片隅でパソコンを広げ、
デスクワークを行っている。
一年半かかってようやく机周りが整いつつあり、
これで集中して仕事ができると期待していたが、
解決されずにいた問題が別にあった。

生活音が仕事の邪魔をするのだ。
自分の作業が乗ってきた時に限って、キッチンの洗い物が始まる。
悪気がないのは百も承知だが、
水の流れる音、食器を重ねる時の音、妻の鼻歌など、
気になる物を上げればきりがない。
イヤホンをつけるなど工夫してみたが、
逆に集中が削がれ長続きしなかった。

一度途切れた集中力を元に戻すのは難しい。
しかも、今は自宅という特殊な環境だ。
家の事を何もせず、気分転換に外を散歩しようものなら、
「私は家事をやっているのに、アナタはフラフラと外にでるのね」
と妻からチクリ。こうなってしまうと、
家で仕事を継続するのは本当に難しくなってしまう。

解決法:「積極的に家事を引き受ける事」

この問題の対処法として、
「積極的に家事を引き受ける事」を本書はすすめていた。

自分がいることで、妻の家事負担を増やさないようにする配慮。
そうした配慮、気遣いがあるのか、ないのかによって、
「自宅仕事」での人間関係は決まります。(P.285)

そこで私は、「自分に食器洗いを任せてほしい」と妻に持ちかけた。
私の休憩時間に皿洗いをすれば、
生活音で作業の邪魔になることはないと考えたからだ。
これが積極的かどうか疑問ではあるが
「やる気になってくれたのね」と妻は快諾したので、良しとした。

効果はすぐに現れた。自分のペースで洗い物をするので、
不意に集中力が切れることはなくなった。
普通に仕事をしていても、1時間毎に10分程度の休憩はとっている。
その度に洗い物を進めれば、午前中にはキッチン周りはスッキリする。
仕事が煮詰まっている時に、スッキリという感覚を味わえるのは貴重で、
いい気分転換になっている。

また、休憩中にスマホ利用をしなくなった。
これまではというと、仕事が一段落したら、
メールチェック、動画、ゲームなど、ほぼスマホ依存の状態。
洗い物をすることで、物理的にスマホから離れる事が出来た。
本書でも「スマホの利用を制限する」というのは最適化行動の
1つとされており、意図せず取り組めたのは、
なんともお得な感じを覚えた。

「行動最適化大全」の「最適」な使い方

行動をほんのちょっと変えるだけで、様々な変化が起きる。
ここまでで、実際に試してみたくなったという方もいるのではないか。
そんなアナタに、アイダが考える、本書の最適な使い方をお伝えしたい。
それは「最適化された行動を掛け合わせる」ということだ。

<「朝食バナナ」×「30回の咀嚼」=「幸せ」激増!>

例えば、「朝食にバナナを食べる」という最適化行動がある。
これに、「よく噛んで食べる」という最適化行動をかけ合わせる。
すると、「朝食にバナナを一口30回噛んで食べる」となる。
両方とも脳の幸せ物質であるセロトニンに作用する行動である。
良いものをかけ合わせれば、
より良くなるに決まっているとアイダは考えている。

食事をする時間がないという人は、セロトニンの原料となる、
トリプトファン、糖質、ビタミンB1などがバランス良く
含まれているバナナがお勧めです。(P.142)

「咀嚼」はリズム運動に相当するため、よく噛んで食べることで、
セロトニンが活性化します。(P.142)

(余談ではあるが、バナナを30回以上噛んで食べると、
キウイフルーツのような味がにじみ出てくる。
この味覚が変わる瞬間がとても楽しく、
毎朝の習慣になっている。是非皆さんも試してほしい。)

最適化された行動をかけ合わせる事によって、
よりよい習慣に発展していく。今行っている習慣に、
ひと工夫加えるのも良し。
ゼロの状態からまったく新しい習慣に取り組んでみるのも良し。
今日がもっと楽しくなる方法はいくらでもある。

まとめ

この本の最適化の対象は幅広い。
「仕事」「学習」「コミニュケーション」「健康」等、
様々なストレスをはらむ問題の最適化行動についてまとめてある。
全部読み込む必要はない。
自分の気になったポイントだけ取り組んでみるだけで、
十分お釣りがくる。

本書の内容を実行すれば、
あなたが抱える悩み・問題の90%は解決できる、
と樺沢氏は断言している。
千里の道も一歩から。
まずは、「近くの書店で、手に取る」から
「行動最適化」を始めるのはいかがだろうか。

以上、アイダでした~

△ △ △ ここまで △ △ △

アイダさんの「note」は、こちらから。
https://note.com/aidayujiro/n/n027ec2c7b447

【樺沢の感想】

今回の感想キャンペーンでは、
「長文」の投稿が非常に多かったです。

最近の感想キャンペーンの最優秀賞の感想が
長文であるためだと思いましたが、
「長ければいい」というものではありません。

最後まで読ませるエネルギーと文章力がなければ、
「冗長」なだけ。

「長文すぎる」のはマイナスです。

今回の感想キャンペーンでは、
もう少しコンパクトにまとめれば「最優秀賞」とれたのに
という方が、3名ほどいました。

そうした中、アイダさんの2400文字ほどの感想文は、
長すぎず、短すぎず、要点がおさえられていて一気に読めました。

多くの応募者は「3つの行動化」について書いていましたが、
アイダさんは「テレワーク」の話に特化して、
具体的に詳しく書いていますので、非常に刺さりました。

1文から1~2行と短い。
4~5文で、改行を入れるという、絶妙の改行ペース。
非常に読みやすく、サクサク最後まで読めました。

今回の応募者の中で、最も文章が上手いと思いました。

「問題」→「解決法」という流れも非常に良いです。

みなさんも、「問題」をピックアップして、
それに対する解決法を考えていく、という思考パターン
行動化パターンを是非、参考にして欲しいと思いました。

アイダさん、素晴らしい感想文をありがとうございます。

【全動画プレゼント】
あなたの悩みの95%は解決する。
YouTube「樺チャンネル」の全動画2159本のリストをプレゼント中。
今すぐダウンロードしてください。
https://canyon-ex.jp/fx2334/z6j0NW

コメントを残す

*

CAPTCHA