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『ドライブ・マイ・カー』は、 アカデミー作品賞を受賞できるのか?

村上春樹原作の映画『ドライブ・マイ・カー』。

アカデミー賞、作品賞、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞の
四部門にノミネートされました!

作品賞のノミネートは日本初。
監督賞ノミネートは、『乱』の黒澤明監督以来36年ぶりです!

実は、これを私は予想していました。

15年以上前、私がアメリカに留学していた頃は、
日本人やアジア人に対する差別は、まだまだありました。

近年、アメリカにおいて、アジア人に対する差別は、
もちろん存在はするものの、かなり薄くなっているように思います。

Netflix独占配信された韓国ドラマ「イカゲーム」は、
1ヵ月の間に世界で1億世帯が視聴しました。

Netflixで、韓国ドラマ、日本のドラマは人気です。

欧米人も、アジアのドラマや映画を、ふつーに見る時代です。

あるいは、
大谷翔平選手や大坂なおみ選手のように、
世界の第一線で活躍する日本人も、たくさん現れている。
日本人選手に対して、「リスペクト」の感情をいだく欧米人も少なくない。

そんなアジア系の追い風がある中、
2020年、韓国映画『パラサイト半地下の家族』が、
アカデミー賞作品賞など、4冠を受賞しました。
非英語圏の作品での作品賞は、はじめてのことです。

アジア系だから。日本人だから、という理由で
「マイナスの評価」がされない時代になってきています。

これは、非常に大きなチャンスだと思います。

ということで、『ドライブ・マイ・カー』。
アカデミー賞、作品賞を受賞する確率は、十分にあり得る!
と思っています。

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