『インプット大全』的コロナ情報分析。

『インプット大全』で詳しく書きましたが、
情報というのは、
「ニュートラル」に見るべきです。

先入観を持たずに「素直」でいることが大切

（『インプット大全』P54より引用）

非常事態宣言が、
５月６日から１ヶ月延長の方向で調整中。

このニュースで、
かなりガッカリした人も多いでしょう、

飲食の方は、「もう潰れる・・・」
とかなり、厳しい状況のはず。

しかし、
実際は、どうなるかはわかりません。
（↑↑ここ重要）

ＧＷに入ろうという状況で、
「５月６日で非常事態宣言は終了の予定」
と報じたら、どうなるでしょう？

一気に緊張が緩んで、外出しまくり。
せっかくの一ヶ月間の外出自粛の努力も消えてなくなります。

ここは、「緊迫感を持続する演出」が必要。

ですから、
自粛解禁が決まっていたとしても、
「非常事態宣言は続きます」という演出は必須です。

「５月６日で非常事態宣言は終了の予定」
→　やっぱり患者数増えたから、１ヶ月延長します！
だと、国民の大ブーイングが起きます。

しかし、逆ならどうでしょう？

「５月６日から１ヶ月延長の方向で調整中」
→　国民のみなさんの声を受け、
あと１週間だけ外出自粛お願いします。
「安倍さん、素晴らしい！」となりますね。

実際のところ、
いくつかのシナリオは動いているはず。

最悪のシナリオは、「全国均一、１ヶ月延長」。
それ言って起きないと、ブーイングが起きるので。

本日、厚労相から、LINE経由で、
コロナウィルスに対するアンケートが配られたようですが、
このタイミングでのアンケートは、
「国民の声」を集めているのでしょう。

今回のコロナの対応で、
安倍総理は、かなり国民の顔を気にしていますから、
こうしたアンケートで、
これ以上の外出自粛は無理
と意思表明することは、意味があるはず。

５月５日までの、
患者数、死者数のデータがとても大切。

このデータが好調に減っていくとしたら、
「１ヶ月延長」ではなく「１週間延長」くらいの
発表で手打ちにされる可能性あるでしょう。

専門家会議の先生方（１ヶ月延長派）の顔を立てて、
さらに「国民の不満」「国民の要望」をふまえると、
１～２週間くらいの延長で、手打ちになるのではないか、
というのが私の予言です。

情報を読む場合、
「自分が○○だったら」
という方法があります。

自分が安倍総理だったら。

私なら、「１週間延長」で調整するな。
（患者数が、５月５日まで減少で行くという前提）

政治というのは、情報戦。

だから、マスコミのニュースを、
真に受けて、一喜一憂するのはやめた方が良い。

毎日、毎日、一喜一憂すると、
神経をすり減らして、メンタル疾患になります。

というか、メンタル疾患の方は、
ネガティブなニュース、一つ一つに反応して、
自分で疲れる状況を作っているのです。

とにかく「ステイホーム週間」は、
家にいて、ウィルスに感染しない、
うつさないを実行するのみです。

さて、非常事態宣言。
どうなることやら。
５月５日の正式発表を待ちたいと思います。

追伸

情報の読み方がわかる本。

『学び効率が最大化するインプット大全』（サンクチュアリ出版）

ステイホーム週間に読むのに、ピッタリの１冊。

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