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「正義中毒」は病気になるぞ!

昨日の動画
『外出自粛を楽しくする方法』(6分32秒)
について、コメントをいただきました。

>なぜ突然死に繋がる急変する
>新型コロナウイルス対策の為の自粛を忍耐出来ないのでしょうか?
>樺沢先生はテレビをお持ちではないのですね…

こういう「正義中毒」の方のための動画だったのですが、
全く響いてなくて残念です。

家から一歩も出ずに、
朝から晩まで、
コロナウィルスのことばかり考えていたら、
「うつ」になります。

外出自粛がいつまで続くのかにもよりますが、
あと一ヶ月もすると、
「コロナ疲れ」「コロナうつ」の人が大量に現れて、
社会問題化することは確実です。

この方、
「自粛」という言葉の意味を、
完全に間違って理解されていますね。

「自粛」なのだから、
神妙な気持ちで、過ごさなければいけない。

そんな必要、どこにありますか?

コロナウィルスを広げないことが重要なわけですから、
家から出ないのであれば、家で何をしようが個人の自由。

笑顔もなく、不安な表情で、家にこもっていると、
コロナにならなくても、別の病気になります。

『鬼滅の刃』や『ゴールデンカムイ』を見て
「最高に楽しい!」というのは、どこが悪いのでしょうか?

家族で楽しくゲームをしたり、笑顔で懇親を深めることの
どこが悪いのでしょうか?

自粛だからといって、家で「娯楽」もしないで、
しかめっつらで、
ネガティブ報道だらけのニュースばかり見ていたら、
確実にメンタルがやられるでしょう。

世間の「ステイホーム」という大義名分を錦の御旗にして、
「守らないやつはけしからん!」と同調圧力を強める
「正義中毒」のみなさん。

いや、先週末の湘南に遊びに来た若者とかに対して、
それを言うのは、「正論」です。

しかし、
自宅にいて読書したり、映画を見たりするのは、
コロナウィルスを広げる可能性は1%もないし、
自分が感染する可能性もないわけで、誰の迷惑にもならない。

それを、樺沢は「自粛してない!」けしからん。
というのは、「自粛」の拡大解釈もはなはだしい。

「外出自粛を楽しもう!」
どうみても、問題ないと思う。

ちなみに、東京都のウェブサイトにも
「家で楽しもう!」
ということが、きちんと書かれていますよ。
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/res/projects/default_project/_page/001/007/757/2020042302.pdf

むしろ「気分転換」を全くしないで、
一ヶ月間、家にこもっていたら、
「うつ病」になっても、全くおかしくないでしょう。

こうした「正義中毒」の人は、
非常に真面目で、物事に真剣に取り組む。

素晴らしい部分もありますが、
「融通がきかない」ので、いろいろなことにストレスを感じやすい。

そして、自分自身を律する気持ちも強いので、
手を抜いたり、遊んだり絶対にしない。

ストレスを、よけたり逃げたりすることなく、
真正面から受け止めてしまう。

ストレスが長期化すると、つぶれるタイプ
と言い換えてもいいでしょう。

外出自粛は、まだ当分続くはずです。

飲食店などの営業はスタートしても、
週末の外出自粛、他府県への移動などは、
しばらく制限されるでしょう。

外出自粛を、
あまりにも生真面目にやっていると燃え尽きます。

「家で楽しもう!」

楽しんで良いのです!

そうでないと、
ウィルスに殺される前に、
自分で作り出したストレスで自滅します。

もっと、「ゆるり」としたスタンスで、
ウィルスとストレスを受け流しましょう。

ということで、
今日も私は、
『ゴールデンカムイ』の続きを見ます。

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コメント

  1. 弘樹 より:

    素晴らしいお考えだと思います!
    何事も楽しむ姿勢が大切ですね!

  2. 早矢仕(ハヤシ) より:

    樺沢先生、ピンチです!
    うつ病の「引き金」物質が確認されたそうです!
    「ヒトヘルペスウイルス(HHV)6」とは?
    先生のYouTubeチャンネルをよく見ているつもりですが、
    最近言及されていらっしゃいますか?見逃したかもしれません。

    そして科学の進歩が先生の出番を阻害してしまう?
    いやいや、うつ病が解決した時にはきっと別の、
    他の病気へと活躍の場を移していかれるのですよね。
    これからもYouTubeでのアウトプット、よろしくお願いします。

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