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バーボン蒸溜所めぐりのはじまり ~ルイビル第1日目

【ルイビル1日目(火)】

■シカゴからルイビルに移動

7日間のシカゴ滞在。
スター・ウォーズのイベントを堪能した後は、
ケンタッキー州ルイビルに移動。

ケンタッキー州といっても、普通の人には
「ケンタッキー・フライドチキン」くらいしか思い浮かばないでしょうが、
バーボン発祥の地であるルイビル市内には、
バーボンの名所旧跡、バーボン蒸溜所、バーボン蒸溜所のテイスティング・スポットが
多数存在し「バーボン・ディトリクト」と呼ばれています。

ルイビルの町並み。ウイスキーディストリクトには、歴史ある建物が並びます。
ルイビルの町並み。ウイスキーディストリクトには、歴史ある建物が並びます。

またルイビルとその周辺には、
ジムビーム、メイカーズマーク、フォアローゼスなど、
主要な蒸溜所が集中していて、
「バーボントレイル」と呼ばれています。

ということで、ルイビルを拠点に3日間、
バーボンを堪能しよう! と趣向です。

■ コンパクトな街、ルイビル

飛行機を降りてまず思います。

激寒のシカゴではうってかわって、
ルイビルは温かい!!

日中は半袖がマストでした。

ルイビルって、ガイドブックもないし、
レストランや行くべき場所も事前にチェックはしたものの、
街の広さとか、交通の利便性とかがほとんどわからない。

とりあえず、ホテルと蒸溜所めぐりツアーだけを予約して、
あとは「出たとこ勝負で行こう」という、
ザックリとしたツアープランでのぞみます。

さすがバーボンの街。空港にはバーボンの広告ばかり。
さすがバーボンの街。空港にはバーボンの広告ばかり。

まず、空港からホテルでUberで移動しましたが、20分で到着しました。
空いていると15分で行くようです(帰りは15分だった)。

空港からダウンタウンまでが、
ものすごく近くて便利です!!

ホテルにチェックインしてから、
ホテルの回りを少し散策しましたが、
Googleマップで見て予想していた以上に、
主要な観光名所が集中していて、
「バーボン・ディトリクト」はほぼ徒歩移動が可能。

一部、離れたところに行くのにUberを利用しましたが、
10ドル以下で移動できる距離感なので、
とてもコンパクトに集まっている街だな、という印象。

ルイビルの人口は、77万人。
街を歩いても、あまり人はいなくて、
のどかで、のんびりとした雰囲気が気に入りました。

ちなみに、大きなコンベンションセンターがあり、
そこでイベントがある週末は、数万人が集まるので、
街の雰囲気は一転するそうです。

また、今週末は、
ルイビル最大のイベント「ケンタッキーダービー」が開催され、
その時は、Uberの運転手は「クレイジーなほど忙しくなる」
と言っていました。

東京の中心部にコンベンションセンターを作ろう!
という話は聞きますが、
コンベンションセンターで数万人規模のイベントが3~4日も
開催されるというのは、それだけでものすごい経済効果。

東京が、観光都市、国際都市として飛躍するには、
やはり巨大コンベンションセンターが必要だと、
改めて思いました。

■バーボンマニアが注目するピアレス蒸溜所

まず、蒸溜所めぐり、一箇所目は、ホテルから徒歩10分ほどのところにある
「ピアレス蒸溜所」に行きました。

ピアレス蒸溜所
ピアレス蒸溜所

あまり聞いたことのない蒸溜所で、実際、非常に小さいのですが、
「ウイスキーマガジン」が選ぶベストウイスキー
アメリカン・ウイスキー、クラフウイスキー部門で賞をとってから、
バーボンマニアの間では、注目されている蒸溜所です。

ホテルからも近かったので、ツアーの予約を入れておきました。

非常にこじんまりとした蒸溜所で、
「ライ・ウイスキー」を中心に作っていました。

重量感のあるボトル
重量感のあるボトル

ワンフロアーに発酵槽や蒸留機が全てかたまって設置されています。

蒸留機がかなり小さくてビックリ。
蒸留機がかなり小さくてビックリ。

ちなみに、スコッチウイスキーなどの蒸留を行う「ポットスチル」は、
巨大な銅の釜(うつわ)なので「蒸留器」。

バーボンの蒸留は、複雑な連続式蒸留機(つまり機械のよう)を使うので、
「蒸留機」と表記されます。

小さな蒸溜所ということで、ツアーのガイドの方もフレンドリーで、
ルイビルのおいしいレストラン、お勧めのバーなどを尋ねると、
とても親切に教えてくれました。

ネット情報よりも、こうして現地の人から直接聞く情報の方が
はるかに信憑性が高いので、お勧めされた店に、
早速、その晩行ってみました。

結果は、大正解でした。

■ハッピーアワーでハッピーになった

ホテルのロビーで、ハッピーアワーで、
ミートボールとチップ&サルサを無料で提供していました。

「なんだ、ミートボール」かという感じで、
期待せずに一口食べると


バーベキューソースにバーボンがたっぷり入っている。

最初2個食べてやめようと思ったが、
結局、3回おかわりして、8個も食べてしまった。

ルイビルの地ビールも美味しかった!

2本頼んで「いくら?」と来くと5ドルというから、
10ドル払おうとすると、1本2・5ドルだという。

安い! ほぼ原価じゃないか。

ハッピーアワーでも本当にハッピーになった、という話。

充実したハッピーアワー
充実したハッピーアワー

■夕食 ブッチャータウン・グロサリー・レストラン

ホテルから、Uberで移動。
Uberの運転手も、「良いレストラン予約したね」
と言っていたほど。注目のスポットらしいです。

雰囲気のある店構え
雰囲気のある店構え

ネットで予約しましたが、20時半より早い時間帯は、
全て満席でした。

メニューは、7品のコースメニューに7品のバーボンを合わせた
テイスティングのコース(150ドル)。

それ以外は、アラカルト、単品注文となるので、
迷わずテイスティングのコースを注文します。

第一品目が、「ニョッキ」と「エンジェル・エンヴィ」のマリアージュ。

ニョッキとエンジェルエンヴィのマリアージュ
ニョッキとエンジェルエンヴィのマリアージュ

「エンジェル・エンヴィ」は、ワインカスクでフィニッシュした
女性に人気のバーボン。
そんな飲みやすい系統のバーボンからスタート。

ニョッキがおいしい!!
しかし、量が多い!!

普通に1人前か一皿に盛られていて、それをシェアするイメージ。
ウイスキーも、ハーフショットは入っている。

何だか、嫌な予感がする。

これで、最後まで到達できるのか・・・。

結局、その後も、「ほうれん草のサラダ」「リブアイステーキ」
箸休めのデザート、「ボークのソテー」、デザートと
すごいボリュームで次々と出てきました。

サラダのソースがアイスクリームみたいに凍っている。
サラダのソースがアイスクリームみたいに凍っている。
バジル風味のツナのタルタル。おいしい!! マリアージュはベイゼルヘイデン(Basil Hayden)。ウイスキーの名前に「Basil」が入っているという名前つながりのユーモアではありますが、ライトなバーボンなのでよく合いました。
バジル風味のツナのタルタル。おいしい!! マリアージュはベイゼルヘイデン(Basil Hayden)。ウイスキーの名前に「Basil」が入っているという名前つながりのユーモアではありますが、ライトなバーボンなのでよく合いました。

日本人であれば、4人で食べると丁度よい量でしょう。

「リブアイステーキ」と「ボークのソテー」は半分食べるのでようやく。
完全に撃沈です。

堂々のステーキ。5品目にしてこのボリューム(二人分)。
通常の2倍はある。ポテトの量は、もはや無謀。
堂々のステーキ。5品目にしてこのボリューム(二人分)。
通常の2倍はある。ポテトの量は、もはや無謀。
箸休めのチョコレートは、板チョコ一枚。
箸休めのチョコレートは、板チョコ一枚。
ラス前。デザートが来ると思いきや、チョコレートの後のまさかの「ポークソテー」。サプライズすぎる。
ラス前。デザートが来ると思いきや、チョコレートの後のまさかの「ポークソテー」。サプライズすぎる。
締めのデザートも堂々としたもの。
締めのデザートも堂々としたもの。

全てのバーボンが、ストレートで出されていたこと。
そして、フードとストレートのバーボンは、違和感なく合わせられる
というのは、新しい発見でした。

マリアージュも「共通の香り」など、根拠がしっかりとしていて、
非常に納得がいくものでありました。

予定では、バーに一軒、寄ってから帰る予定でしたが、
カクテルの一杯もお腹に入る余裕がないために、
Uberでホテルに直帰。

圧倒的な満足感で終わった、
ルイビル1日目でありました。

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コメント

  1. 北郷健一 より:

    楽しく拝見しました。今年ケンタッキーダービーを予定しております。2日の昼にルイビルの空港に到着。ダービーは19時前の発走らしく、翌3日は工場見学も酒出さないとか?何とかダービー発走前に試飲したいと思っております。近隣ホテルは高額で2日は郊外までレンタカー、3日日曜日にルイビルに宿泊予定です。空港でレンタカー借りて競馬場の駐車場に入れてからタクシーで試飲して競馬場に戻るのは難しいですな?

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