私は、
『神・時間術』（大和書房）
を出版しているように、
時間の使い方には、かなりのこだわりがあります。
『神・時間術』は、
１日の中で最も集中力が高い
「脳のゴールデンタイム」である「朝」を上手に活用しよう
というコンセプトです。
自分の一番嫌いな作業、仕事を、朝イチで終わらせることが、
仕事の生産性を何倍も高めるコツなのです。
ありそうでなかった、集中力を意識した時間術。
それが、『神・時間術』です。
さて、『神・時間術』を読んだ人や、
私のYouTube動画を見た人から、
「朝はわかりましたが、夜は、どうやってすごせばいいのですか？」
という質問が来るようになりました。
それに対する私の答えは、
「リラックス」（入浴、ぼーっとする）
「つながり」（家族団らん、コミュニケーション）
「自分と向き合う」（日記）です。
風呂に入って、のんびりする。
家族団らんの時間。
友人、恋人とのコミュニケーションの時間。
そして、寝る前に３行ポジティブ日記を書いて眠る、という。
しかし、そのように答えると、
「独身なので家族がいません」とか
「恋人がいません」
「友達もほとんどいません」といった
重箱の隅をつつくような質問が来ます。
正直、そんな細かいこと、自分で考えろよ！
と思います（笑）。
しかし、
自分で考えられない人は、
『結果を出し続ける人が夜やること』
（後藤勇人、あさ出版）
を読んでください。
「あなたが夜すべきこと」の答えが、
ズバリ書かれています。
広い意味で言うと、
私がお勧めする
「リラックス」
「つながり」
「自分と向き合う」
のどれかのカテゴリーに含まれるのですが、
すべきことが、非常に具体的に書かれています。
例えば、
「初めて会う人について調べる」というのがあります。
明日、会う予定の人について、ＳＮＳでリサーチして、
事前情報を集めておくことで、
より深い人間関係を構築しやすくなる。
というものです。
つまり、今、この夜の時間に、
直接コミュニケーションをしているわけではありませんが、
明日の「コミュニケーションのため」の時間を使うという。
広い意味で「コミュニケーション」を深めるための時間として、
夜の時間を使っているのです。
あるいは、
「気になる人をリサーチする」というのもあります。
それは、言い換えると「将来、会いたい人」です。
夜はコミュニケーションの時間に使え！
というと、「友達がいない」「知り合いがいない」
とネガティブなことを言う人が多いですが、
友達がいなければ増やす努力をする。
それは「朝」や「日中」では無理なので、
「夜」に行うのが最適なのです。
私が本書を読んで取り入れたいと思った習慣は、
♯星空を見て思考を止める
♯鞄を空っぽにする
♯出会いをメールで演出する
♯明日会う人を想像して先取り感謝する
などです。
本書には、様々なエッセンスが盛り込まれていますが、
私が注目したのは「人脈術」的な要素です。
明日、人と会う前に、様々な準備、予行を演習、
シミュレーションを前日の夜にやっておくということ。
さらに、感謝までしてしまうという。
なかなかそこまで準備、先取りする人は少ないと思います。
だから、そこまでやると、必ず効果があるはずです。
寝る前に、
あまりにもワクワクすると眠れなくなりますが、
プチワクワクは、「不安」を追い払い、
リラックスにつながり、睡眠を促すでしょう。
夜の生活習慣について、何をしたらいいのか、
よくわからないという人は、
本書から多くのヒントを得られるはずです。
『結果を出し続ける人が夜やること』
（後藤勇人、あさ出版）
【関連ページ】
後藤勇人さんの他の本も気になる方は、以下の書評も参考にしてください。
女性が仕事で夢を叶える! 心磨き7レッスン
https://kabasawa3.com/blog/socialmedia/kokoromigaki-7lesson
その１分を変えなさい ～朝弱い人は人生の損失！？
https://kabasawa3.com/blog/book-movie/one-minute
朝の習慣が人生を決める！『結果を出し続けている人が朝やること』
https://kabasawa3.com/blog/socialmedia/morninghabit
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