映画『ゴールデンカムイ』。
おもしろすぎる!!
こんなおもしろい映画ないだろ。というくらい。
私は、「北海道出身」ということもあり、
アイヌ文化を描いた『ゴールデンカムイ』。
アニメ版、マンガ版が大好きです。
からの今回の実写化。
予告編での杉元役の「山崎賢人」と
アシリパ役の「山田杏奈」が、かなり不安ではありましたが、
映画を見ると
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文句なしのおもしろさ!!
『ゴールデンカムイ』の魅力が十二分に伝わる
作品に仕上がっていた。
『ゴールデンカムイ』のテーマの一つは、
「生きる!」いや「生きろ!」。
一体、何人殺したのか・・・。
日露戦争から帰還した杉元。
生きる希望すら失った杉元が、
アイヌの少女、アシリパと出会うことで、
生きる力を取り戻していく。
人が生きるだけではなく、
動物も生きるし、神も存在する。
真冬の厳しい寒さ、自然の厳しさ。
その中に、狩猟をしながら、生き抜いていく。
神から与えられた「命」に感謝しながら、
全てをいただく。
食への感謝が、繰り返し描かれます。
埋蔵金の地図を示す「入墨人皮」の争奪戦と
アクション、戦闘シーンがおもしろいのは当然として、
「自然の美しさ/厳しさ」と「狩猟/食事」のシーンが、
非常に良いバランスで挿入されて、素晴らしいテンポを作っています。
映画「007」シリーズにおける
「お色気シーン」の挿入に相当するわけだ。
それにしても、敵役のキャラが濃い。
そして、全員がイメージ通りのビジュアルで、
見事に「怪演/快演」している。
私が最も好きなキャラは・・・鶴見中尉!!
冷酷無比の残虐性。圧倒的な頭の良さ。
壮大なビジョンと野望。
そして、部下からは慕われる「人たらし」の一面も。
これは、どうみても「サイコパス」ですな。
そんな、チョー危ない男、鶴見中尉を「玉木宏」が
見事に見事に「怪演/快演」。
コメディ・パートを担う重要な役柄、白石由竹を演じた
矢本悠馬も良かった!!
白石のコミカルな動きを、見事に再現!
「山崎賢人」にはもう少し頑張ってほしい気もしましたが、
『キングダム』と比べると、大大成長している。
行間を演じられるようになっていた。
アシリパ役の「山田杏奈」。
少女というよりは、すでに妖艶な色気さえ感じられますが、
なかなかの「存在感」でした。
コメディ・パートもしっかりと演じていたし。
ということで、走り出したら止まらない。
最高のジェットコースター・ムービー。
終わった直後に、「もっと見せろ!!」と叫びたくなった。
私が見たかった娯楽映画の理想型だ。
最高におもしろかった!
間違いなく、もう一回見る!
『ゴールデンカムイ』樺沢の評価は・・・★★★★★(4・9)
ほぼ、最高評価です!!
追伸
IMAXで見たので、感動2倍。
この映画、「音」が結構、重要。
音響の良い劇場で見た方がいいですよ。
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