今回の中国視察も、見どころと「気付き」を
箇条書き形式でまとめています。
視察最終日(3日目)です。
#准海中路を散策
「無印良品」のフラッグシップ店を視察。
結局、中国でみかける日本企業は、
コンビニをのぞくと「ユニクロ」と「無印良品」しか
うまく行っていない感じ・・・。
10億人の市場(日本の10倍)があるのに、
非常にもったいない気がする。
企業の中国進出、展開は難しいという話をよく聞くが、
少なくとも、アメリカ、ヨーロッパの企業は、
普通に展開している。
#ランチ 上海料理「老正興」
ミシュラン一つ星レストラン。
英語が喋れる人がほとんどいなかった。
結局、オーダーがうまくできないので、
英語ができる店員を連れてきてもらうまでに、
かなりの手間と時間を要する。
味は、ボチボチ。
これでよく、「ミシュラン一つ星」が、とれたものだと思う。
#ロボットがコーヒーやカクテルを作る店「ration」
ロボット・バーテンダー。あいるは、ロボット・バリスタと呼ぶべきか。
ロボットがコーヒーを入れたり、カクテルを作ってくれる。
オーダーは、スマホを通して行い、
決済は「ウィーチャットペイ」によるキャッシュレス。
つまり、注文を取る人も、レジ係の人もいない。
唯一、最終的に出されたコーヒーやカクテルを確認して、
渡す男性がカウンターの中にいるだけだが、
最終的には無人でも成立するビジネスモデル。
完全に、近未来の「カフェ」や「バー」のあり方を見た。
単純労働の人たちは、AIとロボットに駆逐されると言われるが、
バリスタやバーテンとう特殊技術を持った人も、
ロボットに職を奪われるのか?
いや、そうとも言えない。
バーというのは、「お酒」と「コミュニケーション」を楽しむ場である。
「お酒」はロボットが作ってくれたとしても、
当面はロボットは、
客を喜ばせる気の利いた「コミュニケーション」を
してはくれないだろう。
つまりそこに、我々人間の生き残る道がある、というわけだ。
今回の視察の中でも、インパクトのある体験。
(近日、バリスタ・ロボットの動画を公開します。)
#「田子坊」散策
古い道並みが残る観光エリア。
まあ、お土産物屋外ですな。
#ミシュラン三つ星「唐閣」広東料理
非常にアッサリとした、味付けも薄めの上品な中華料理。
私の好みとしては、ここまで上品になると、
ちょっと物足りなく感じた。
#「新天地」のバーにて、ジャズを楽しむ
ボーカルの人が歌い始めた瞬間、度肝を抜かれる。
声量、高音域、低音域の伸びなど、歌手としてのレベルが高い。
テキサス、ヒューストンから来ているアメリカ人、黒人女性の
シンガーでしたが、確かに世界をまたにかけて活躍できる実力の
シンガーだと思いました。
このレベルのシンガーが普通に歌っている上海のジャズバー。
明らかに、レベルが高い。
深夜便にて日本に帰国。
ものすごく充実した3日間でした。
引続き、ブログ、YouTubeにて、
上海視察レポートをお届けしていきます。
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