書評/映画評

ドクター・スリープ ~過去と決着をつけろ!

映画『ドクター・スリープ』を鑑賞。
 
一昨日、復習のためAmazonプライムで『シャイニング』を鑑賞、
さすがに、約40年前の作品だから、細かい所を忘れていると困ると思って。
結果は、大成功。

映画を見直したからこそ、
細かい部分が極めてリアルに再現されているのがよくわかった。
 
逆に前作を見ていない人は、
ストーリーが全く理解できないので、見ておく必要がある。

Amazonプライムの会員なら『シャイニング』は無料で見られる。

『シャイニング』

昨日は、同じスティーブン・キングの
『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』を見たが、
それもまた、このタイミングで見られてよかった。

『ドクター・スリープ』と『IT/イット THE END 』は、極めて似た作品。

それぞれ、40年前と27年前の子供の頃に体験した
凄惨な事件(トラウマ)に決着をつける、という話。
過去との対決。
「過去から逃げていては、前には進めない」というテーマが同じ。
 
そして、2作品とも話が壮大。場合によっては、増長ともいう。まあ、このスケール感こそが、キング作品の魅力ともいえるわけだが。ちなみに、『シャイニング』は、キングの原作と大きく違っている。
 
『ドクター・スリープ』は、昔のホテルを訪れるもでの展開が壮大(増長)で、
まだかまだかと引っ張るが、展開としてはかなり意外な展開で楽しめた。
 
『シャイニング』では、ダニーが超能力を持っている意味、意義というのが、
いまいちストーリーとからんでこなかったが、
本作では、タイトルは『シャイニング2』でも良かったくらいに、
「超能力」というか「霊能力」がテーマになっている。

 
そして、オーバールック・ホテルの再現度がすごい。
よく同じものを見事に作ったな、と。
 
あと、ダニーがアルコール依存症に陥って回復したストーリーが、
伏線として最後に回収されるところが、
なかなか良かった。

酒を飲むのか、酒に飲まれるのか。
 
ということで、『シャイニング』が好きな人には、
いろいろと楽しめる作品である。

『ドクター・スリープ』樺沢の評価は ・・・ ★★★☆ (3・9)

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