書評/映画評

ハケンアニメ ~アニメ制作の裏舞台に感動!!

映画『ハケンアニメ』がおもしろい! 
7回泣いた!

アニメといえば「監督」が注目されますが、
作品が完成するには、
ものすごい数のスタッフが関わっています。

そうした、
個々のプロフェッショナルが力を結集し、
一丸となったときに、
傑作は誕生する! 

そして、それを牽引するのは、
やはり「監督」であり、その監督の情熱で、
スタッフが動かされていく!

アニメ制作の裏舞台を描く『ハケンアニメ』。
現場のスタッフ、一人一人は命がけ。
命を削るような苦労をして、
「ゼロ」から作品を生み出していく! 

1つの作品を完成させるには、
視聴者(読者)が予想をはるかに上回る、
気の遠くなるような時間とエネルギーが費やされているのです。

良い作品を作ってもヒットするとは限らない
ヒットしている作品が、良い作品とは限らない

私も「本」というクリエイション(創造)を
仕事としている一人として、共感ポイントが多数です。

特に、主人公が、
自分の作品を通して、人に影響を与えた瞬間に
喜びを感じるところには、強く共感しました。

また、映画の中に登場する「アニメ」が感動的なストーリーで、
映像のクオリティも高く、二重に泣ける仕組み。

吉岡里帆の演技も良く、感情移入しやすい。

この作品を見ることで、
これから見るアニメが俄然おもしろくなりそうです。

『ハケンアニメ』樺沢の評価は・・・・・★★★★☆ (4・6)

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