書評/映画評

人間は、変わることができるのか? 映画『ひとくず』で魂が揺さぶられた!

映画『ひとくず』。
魂を揺さぶられた。

2021年、「最も魂を揺さぶられた映画」といって、
過言ではないだろう。

児童虐待の連鎖は断ち切れるのか、
というディープなテーマを扱っている。

虐待、育児放棄された少女と、
犯罪を重ねる破綻した男・金田との出会い。
そして・・・。

前半は虐待のシーンが壮絶できつい描写も多いが、
金田が「父親」のような優しさを発揮しはじめるにつれ、
引き込まれていく。

犯罪歴のある男の社会復帰を描いた
『すばらしき世界』と似た部分もあるが、
『すばらしき世界』のはるかに上を行く作品。

虐待の連鎖は断ち切れるのか。
人間は、変れるのか。
非常にディープで骨太なテーマを扱っている。

これは見逃してはいけない作品。
ようやく見られて本当によかった。

『ひとくず』 樺沢の評価は・・・・・・ ★★★★☆ (4・7)
                    (年間ベスト3の水準)

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