書評/映画評

キングダムに大満足!

『キングダム』、おもしろかった!!  

漫画の映画化作品の場合、
「配役がイメージと違う」とか、「原作とストーリーを変えている」とか、
熱心なファンからの不満とクレームが殺到するのが普通ですが、
その点、本作は非常に頑張っている! と言えます。  

各配役のなりきり感が凄い!!
原作をしっかりと読み込んで、 動きや表情も原作を再現しようという、
役者と演出陣の見事な共同作業。  

特に、本郷奏多の成きょうの、
顔のひん曲がった感じの再現とか半端ない。

チョー濃いキャラの王騎将軍を大沢たかおがどう演じるのか、
かなり不安でしたが、実際は王騎の凄い「存在感」を演技力で表現していました!
最後の鉾をぶん回すシーンは感涙もの。

楊端和の長澤まさみ、河了貂の橋本環奈も、ベストな配役ですね。  

映像面においても、原作のコマ割りを映画のカット割りで再現したり、
原作へのリスペクトが凄い。

原作をリスペクトしながら、映画的な迫力とおもしろさも損なわない。
できそうで、そう簡単にはできないことです。

『キングダム』原作は、現時点で36巻まで読んでいますが、
私が思う『キングダム』の最大の魅力は、
自分のビジョンを言葉でズバッと語るところ。

「天下の大将軍になる」と言う信。
「中華を統一する」と語るえい政。
そんなビジョンを語る二人に、周りの人間が触発され、協力、応援をし始めます。

だから、えい政が、自らのビジョンを語り、
楊端和や王騎を説得するシーンでは涙が流れるのです。

ビジョンを語ると人は動く。
どんなに不可能なビジョンも、しっかり語ることで、
ドンドン現実に近づいていく!! 

「ビジョン実現の法則」が、『キングダム』に通して描かれているのです。

私も「100万部のベストセラー作家になる!」
と20年前から大ぼらを吹いてきましたが、
ようやく『アウトプット大全』も40万部となり、
「大ぼら」から現実的な目標になってきました。

「壮大なビジョン」も、100%実現すると自分で信じないで、
誰がついてくるでしょう。誰が協力してくれるでしょう。

「壮大なビジョン」、最初は「大ぼら」に聞こえても、
繰り返し言語していくことで、本当に現実が動いていくのです。

それは、漫画や映画の世界ではなく、
現実の成功法則なのです。

正直、6箇所くらい泣きました。

漫画の映画化作品。
この精度でやってくれれば大満足です。  

『キングダム』初体験の人も、この映画を通して、
天下を動かす壮大なスケールで展開する希代なビッグストーリー、
その入り口を体験して欲しいですね。

『キングダム』樺沢の評価は・・・ 星★★★★☆(4・6)

見ないと損するレベル、ですぞ。

追伸 「キングダム新聞」(日刊スポーツ)の中で、
「あなたのキングダムキャラ診断」を執筆させてもらいました。

全国のコンビニで販売されましたが、
まだ、残っているコンビニもあるようです。

400円ですが、もの凄く内容が濃いです。
絶対お得。
興味のある方は是非。

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