書評/映画評

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語 ~幸せとは何だろう?

自粛明けで、ようやく映画館もオープンしました。

そこで早速、
『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』を鑑賞。
 
映画館での映画鑑賞は、実に2ヶ月3週間ぶり。
ここまで、映画館で映画を見なかったことは、
大学から映画を見始めて以来初のこと。

映画館で映画を見るという行為が、
実に新鮮な気がしました。
 
映画館で映画を見るのは、
家でパソコンやテレビの画面で映画を見るのとは、
集中力が何倍も違います!

そこから得られる情報量が違うと、改めて実感しました。

あまり期待しませんでしたが、とても良かった。

「幸せ」とは何か? 

健康、家族との愛情、結婚する、お金、社会的地位、社会的成功、
才能を発揮する、家庭を持つ、孤独ではないということ、
ボランティアや社会貢献。
 
全ての「幸せ」の型が本作にはちりばめられていて、
どの生き方が正しいとは示されてはいないけども、
観客一人一人が、どのキャラクターに感情移入し、
どの幸せに共感するかによって、
「幸せとは何か?」という問題を、
考えさせる作りになっているのです。
 
また、「女性の社会進出」をフォーカスしている点は、
『アナ雪』や『アラジン』にも通じる、
今日的で、今、改めて「若草物語」(150年前の小説)を
リメイクする意味、意義も十分に伝わってきます。

そこにメリル・ストリープを起用している
といのうのが実にうまい。

メリル・ストリープといえば、
1970年代ハリウッドの「女性の社会進出」を背負ってきた
看板女優ですから。

本作を見て、「誰」の生き方に共感するのかが、とても重要。
そこに、あなたにとっての「幸せ」を得るためのヒントが
隠されています。

主演の女性陣の笑顔も素敵で癒やされる。

笑顔が絶えない家庭、家族が、やはり幸せなのだ。
というのが、私の共感ポイント。

コロナ疲れの私たちをホッコリさせてくれる。
温かい映画でした。

樺沢の評価は・・・・・・・★★★★(4・0)

追伸
本作は、
『レディ・バード』の監督&主演コンビので映画化。
『レディ・バード』は、思春期の女性の心理、揺らぎを描いた傑作。
是非、見ておきたい作品です。

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