書評/映画評

僕のワンダフル・ジャーニー ~人生には「寄添う」パートナーが必要だ!

映画『僕のワンダフル・ジャーニー』、魂が揺さぶられました。

愛する飼い主に再び会うため転生を繰り返す犬の姿を描いた
『僕のワンダフル・ライフ』の続編。

前作はとても良い作品ではありましたが、
号泣するほどの感動はなかったので、
今回は見なくてもいいかなと思っていましたが、
うちのかみさんから「前作よりも感動するから、見るように」
という司令が来たので、他にみたい作品もありましたが、
優先してこちらを鑑賞。

そして作品は・・・チョー良かった!!

基本、転生を繰り返す犬から見た「飼い主」を描いていく
というスタイルは全く同じですが、
「孫娘の成長」という二十年以上の時間を俯瞰的に描くことによって、
人間の成長、家族の愛憎、親子関係、老い、
といった様々な人生のテーマが浮き彫りにされるのです。

「寄添う」というのが、とても重要なテーマとして響きました。

「寄添う」仲間がいると、
自分の苦しい場面も乗り切ることができる。

常に寄添ってくれる存在は、心の支えになる!!

あるいは、犬の目線で人間の数十年の人生を俯瞰することで、
人生、山あり谷ありだけど、長い目で見ると「たいしたことない」。
一喜一憂することなんかない、結局、うまくいく。

ということが見えてくる。
 
「生きる」こと。
「死ぬ」こと。
「愛する」こと。
「喧嘩する」こと。
「病気になる」こと。
 
苦しいことも、楽しいことも全て含めて人生!

苦しいときはパートーナーと一緒に乗り越え、
楽しいときはパートナーと一緒に喜びを分かち合う。

そして、当たり前の日常の中に、本当の幸せはあるんだよと。

映画の最後の10分までは、
ほのぼのとユーモラスに展開しますが、最後の10分が凄い。

転生を繰り返す犬の秘密とともに、
「生きる」とは何か? 「愛する」とは何か?
そんなテーマが、怒涛のように突きつけられてくる。

圧倒的に、肯定的でポジティブなラストに魂が揺さぶられ、
涙が湧き上がります。

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の
ラスト10分よりも、よっぽど意外性とインパクトのあるラストです。

「生きていく」勇気が得られる、とても素敵な映画でした。

『僕のワンダフル・ジャーニー』樺沢の評価は・・・★★★★ (4・2)
かなりの高評価です!

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