昨日、リリースした樺沢の新刊電子書籍
『エヴァンゲリオンの心理学』
朝起きて、
そろそろAmazonランキング、ベスト10に入っているはず!
と思い、ワクワクしながらAmazonの画面をチェックします。
そこには、驚愕の数字が!!
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Amazonランキング
第435位。
現実は、厳しいです(>_<)。
昨日のメルマガだけでは、
どんな内容なのかがわかりづらいので、
今日は、
『エヴァンゲリオンの心理学』の詳細な目次を公開します。
この目次を見ていただければ、
この本が、どれだけマニアックなのかが、
理解いただけると思います。
目次
はじめに
●26年かけてエヴァンゲリオンがついに完結/●「残された疑問」を心理学で解読
第1章 記号と象徴 テレビ版「最終2話」の波紋
●樺沢とエヴァンゲリオンとの出会い
(1)「最終2話」をどう解釈する?
●最終話、そして混乱、失望、怒り/●心理学的には収束している「最終2話」/
●「もう1つの人生」=「シャドウ(影)」/●「朝の風景」が象徴するもの/
●「機能不全家族」の再生の物語/●1人なのにチルドレン(複数形)の謎/
●「記号」は主役ではない……
(2)映画には2つの見方がある
●「最終2話」がファンに受け入れられなかった理由/●「考える余地」のある映画がおもしろい
第2章 父性と母性?心理学という武器
(1)心理学は武器になる
●エヴァに登場して有名になった心理学用語/●「心理学的に解釈する」とは?
(2)生きられなかった人生を生き直す
●「生き直し」としての新劇場版/●再起、再生
(3)フロイトの原因論VSアドラーの目的論
●『シン・エヴァ』の後味が良い理由/●心理学者フロイトとアドラー/
●目的がわかれば、対処法が見えてくる/●過去よりも未来を見よう!
(4)父性と母性の補完計画
●ついに出た! 父性作品としてのテレビ版エヴァ/●母性映画主流だった日本アニメ/
●「父親殺し」全盛のアメリカ映画/●父親を乗り越える/
●暴走する父性 碇ゲンドウ/●父性、母性とは何か?/
●「良き父親像」と「悪しき父親像」/●「自粛警察」は、父性の暴走/
●包み込む優しさ=母性
第3章 「第3村」の解読
(1)ジブリ映画と父親殺し
●「第3村」はジブリ映画の世界!?/●「第3村」は「死後の世界」?/
●スタジオジブリ出身の庵野監督/●ポスト宮崎駿は誰だ?/
●『風立ちぬ』は庵野監督のリハビリだった!? /●「カプローニ=宮崎」「堀越二郎=庵野」で見ると?/
●「来て」から「生きて」に/●宮崎駿の圧倒的承認/●父への感謝
(2)母性の世界、あるいは天国
●たたみかける「母性」描写/●レイが「何?」を連発した理由/
●なぜの連発と子供の心理/●挨拶はコミュニケーションの入り口/
●名前=アイデンティティを獲得したレイ/●「第3村」=「生の世界」
(3)「3」のテーマと第3の選択
●「そうでない選択」がある/●「第3の選択」で危機を突破する/
●「二分思考」は自分を追い詰める!/●「第3の選択」を実行していた庵野監督/
●「第3の選択」と母性、父性/●「第3の選択」が人を救う
第4章 シンジが急成長した理由 受容・承認の連鎖
●親子対決、まさかの結末/●「弱さを認める」の心理学的な意味/
●「どん底」はターニングポイントになる/●否認の心理とは/
●自己否定から自己肯定へ/●否認=0、受容=∞/
●シンジは、いつ自分の弱さを認めたのか?/●1人目 レイの承認「名前をつける」意味/
●2人目 アスカの承認/●「自己開示の返報性」で人は親しくなる/
●3人目 マリの承認/●4人目 ミサトの承認/●仲間たち全員からの承認
第5章 父性と母性の補完計画 承認、受容、与える
●ゲンドウが求めたものは?/●アスカが求めたものは?/
●シンジの中にいたユイ その意味は?/●シンジの中にあった母性の種/
●「受容」と「与える」の連鎖/●父性と母性のバランス/
●『千と千尋』のオキシトシン的承認/●父性的承認、母性的承認/
●母性が強すぎる弊害/●父性と母性の補完計画
第6章 復活するシンジと庵野秀明
(1)タイトルが「シン」になった理由
●4作目でタイトルがガラッと変わった!/●庵野監督の告白/
●絶賛された『シン・ゴジラ』/●庵野監督の進化と作品の変化
(2)「エヴァのある世界」から「エヴァのない世界」へ
●ネオンジェネシスって何?/●ヱヴァのない世界とは?/
●カップリングではなく、父性・母性エンディング
第7章 マリとシンジ マグダラのマリアと救世主
(1)2人のマリア
●新キャラ「マリ」はなぜ追加された?/●マリアは2人いる/
●三位一体=トリニティ=聖母マリア/●『マトリックス』とトリニティ/
●聖母マリアとマグダラのマリアは「対」をなす/●母性愛は2つある
(2)マリとシンジは、カップルになったのか?
●カップル説は本当か?/●手を握ったらカップルなのか?/
●マリの関わり方は「母親」か「恋人」か?/●マリのモデルは安野モヨコ?/
●モヨコさんが語る庵野秀明とは?/●母性テーマを強調する
(3)「救世主」としてのシンジ
●「わんこ」に隠された意味/●救世主には条件があった/
●「0」から復活したシンジ
第8章 渚カヲルとは何者か?
●カヲルとレイはカップルになった?/●息子とピアノを弾きたかった……/
●「鏡の戦い」=「ピアノの連弾」●/カヲル=ゲンドウを示唆する数々の証拠/
●カヲルはゲンドウのクローン!?/●カヲルは誰に似ている?/
●Good Father(良き父親像)としてのカヲル/●渚カヲルが「中性」的な理由
第9章 0から∞(無限大)、そしてリピート
●神の力は「無限大」/●0→∞に込められたもの/●無限大とウロボロス/
●円環構造とウロボロス/●リピートされる物語/●カヲルは複数人いた!?/
●「定められた円環の物語」=「ヒーローズ・ジャーニー」/●少年が神話になった!
第10章 ラストシーン「宇部新川」?「私たちの物語」としてのエヴァンゲリオン
●批判するなら正しく解釈しよう/●「宇部新川」のシーンは、後日談か?/
●「恋愛の世界」から「承認の世界」へ/●DSSチョーカー(=トラウマ)からの解放/
●現実世界へと駆け出す2人/●庵野監督のメッセージとは?/
●エヴァの呪縛からの解放/●アスカやレイは、私たちの中にいる/
●神話から現実へ/●さようなら、全てのエヴァンゲリオン/
●現実に戻った庵野秀明/●シンジとマリがカップルに見えてしまう理由
さいごに
── 文字数 90,022文字、図版26点(通常のビジネス書1冊分のボリューム)
現時点での、樺沢紫苑の到達点がわかる。
そんな一冊です。
『エヴァンゲリオンの心理学』
定価1,250円。
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