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樺沢の辞書に「間に合わない」はない

1月15日が、
樺沢の次の新刊(3月発売)の原稿締め切りとなります。

先日、「間に合いますか?」と質問されました。

私は、思います。

間に合う、間に合わないではなく、
「15日の夜の段階での原稿を出す」だけです。

現在の進行状況は、
本日の夜に、なんとか最後まで通しの原稿が出来上がる感じです。

その後は、ブラッシュアップです。

今のところ、60点くらいの出来なので、
1週間でどこまで磨きあげられるのか?

80点なのか?
90点なのか?
95点なのか?

できれば、90~95点を目指したい。

編集者に最初の原稿を出してから、
ゲラ(デザインの入った原稿)が戻ってきますので、
初校、2校と2回、修正するチャンスがある。

なので90点以上の出来にしておけば、
初校、2校の直しで、100点。
自分として満足できるレベルにまでもっていけます。

これが、最初の原稿が80点くらいだと、
その後、いくら頑張っても、95点くらいにしかならないのです。

それが、おそらく、世の中の多くの本ではないかと。

なので、最初に編集者に渡す原稿の質で、
ベストセラーになるかどうかが決まります。

私はよく編集者から
「樺沢さんの原稿はほとんど直すところがない」
と言われますが、その水準から、
編集者が手を入れて、自分でも2回直すので、
それは良い本ができますね。

ということで、
「間に合う」とか「間に合わない」という
発想をしている人は、すでに終わっているのです。

ただ出すだけなら、今日の夜にでも出せます。

1週間かけて、この原稿を、
徹底的にブラッシュアップしていく。


ここが重要。

本を書く多くの人は、ここまでブラッシュアップの時間を
とらない(とれない)のではないかな?

私は、「ブラッシュアップ時間」が全て。
今までの、1ヶ月かけて「通しで原稿を書く」のは、
「前座」のようなものです。

ということで、あと1週間。
ガチで集中して、凄い本を完成させたいと思います。

追伸
ただ、現時点で一点だけ懸念があります。
現在のページ数、出来上がりで370ページ。

どうみても長すぎるんじゃない?

『ストレスフリー超大全』をはるかに超える大作。
『ファクトフルネス』みたいな、骨太な一冊ができそうです(笑)。

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