今、私の机の上には、20冊ほどの本が、積み上がっています。
まだ、感想を書いていない、アウトプットをしていない本です。
アウトプットをしないと内容を忘れてしまうので、
ジャンル不問で、1日1冊、アウトプットしていきます。
今日の本は、
『願いを叶える「月眠り」の魔法:
月の波動で願いを叶える“眠りのメソッド”』
月の波動に合わせて、グッスリと眠ることで、
潜在意識を活性化して、願いを叶える、という内容です。
一見するとスピリチュアルの本でありますが、
よく読むと、樺沢が普段から言っていることと同じことが
たくさん書かれています。
1日の終わり、今日あった失敗や後悔の出来事を思い浮かべてはいけない。
良いイメージで眠りに入るには、
「今日1日を振り返って感謝できることを思い浮かべてみる」こともお勧めです。
これは、私が普段から言っている、
寝る前の「3行ポジティブ日記」と全く同じです。
スピリチュアルというと、
何か怪しげな感じがしますが、
近年のポジティブ心理学の研究の進展により、
#ポジティブなことを言葉に出して言う人は、ネガティブなことを言う人よりも、
幸福度が高く、長生きできる。
#感謝の言葉を多く言う人が、幸福度が高く、長生きできる。
#目標を書き出し、公言することで、目標の実現率は高まる。
など、スピリチュアルの本によく書いてある
「アファメーション(ポジティブな言葉を言う)」
「感謝する」
「目標公言すると夢は実現する」
などのお決まりの法則は、
心理学的に正しいということが明らかになっているのです。
本書では、月の満ち欠けに合わせて、
それぞれの月の状態に合ったワークをすることで、
上手に願いを叶えることができる、という内容。
そのワークの一部を紹介すると
「何をしているときに元気なパワーが湧いてくるか」を書き出す。
「今、足りない、欠けていると感じるものは何ですか?」
「憧れている人は誰ですか?」
「理想を明確にする」
「ドリームリストを300個書き出す」
「自分の時間の使い方を見直す」
「未来日記を書く」
など、私が『アウトプット大全』でお勧めしている
アウトプット術や
ポジティブ心理学や認知行動療法で使われるワークと
非常に似たものになっています。
実際に、認知行動療法のワークの本なども出ていますが、
半分以上は重複していると思います(笑)。
心理学とスピリチュアル。アプローチは異なるものの
「TO DO」(何をすべきか)については、大きく変わらないのだなあ、
ということを改めて確認します。
こうした自分自身を見つめ直し、未来をポジティブにイメージするワークは、
自己洞察力が深まりますので、強くお勧めします。
自己洞察力が高い人は、リジリエンス(心のしなやかさ)が高く、
ストレス耐性にも強く、メンタル疾患になりづらい。
嫌な出来事も上手に受け流すことができるので、
ストレスもためずに、人間関係もうまく行き、
毎日が楽しくなる。
なので、自分自身と向かいあうワークをしていくことはとても重要。
認知行動療法を元に書かれた本としては、
例えば
『心がスッと軽くなる 認知行動療法ノート
─自分でできる27のプチレッスン─』(ナツメ社)
のような本がありますので、こうしたワーク本をやってみるのも良いでしょう。
ただ、「認知行動療法」というと、「難しそう」と思う人も多いので、
本書のように、スピリチュアル的な雰囲気で、
女性向けにわかりやすく書かれた本でスタートするというのも、
とても良いことだと思います。
自分自身と向き合い、自己洞察を深める。
幸せに生きるため。
そして、夢や目標を実現するのに、不可欠な作業なので、
是非、挑戦していただきたいと思います。
『願いを叶える「月眠り」の魔法:
月の波動で願いを叶える“眠りのメソッド”』
(ティッツェ幸子著、クローバー出版)
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