誰でも、「ダイヤモンドの原石」を持ってるのに、
それに気付かない。たいへん、もったいない話です。
ウェブ心理塾生、安田修さんの新刊『自分を変えるノート術』。
ノートを持ってカフェに行く。
３０分の集中した時間で、「３０分合宿」を行おう！
という内容です。
「３０分合宿」は、私もよくやっています。
ほぼ「習慣」といってもいいでしょう。
ノートにアウトプットすることで、脳に空きスペースができます。
結果として、そのスペースに、いろいろなアイデアが浮かんで来ます。
私は「脳の棚卸し」と呼んでいますが、
安田さんは「３０分合宿」と呼んでいる。
名前は違えど、「やるべきこと」はほとんど同じです。
具体的なノートの使い方が詳しく説明されていますので、
「アイデア出し」「ノート術」「書くアウトプット」が苦手な人には、
本書はお勧めです。
私の『アウトプット大全』には、
「脳の棚卸し」の重要性は詳しく説明していますが、
具体的にどんなノート術をすると「脳の棚卸し」が効率的にできるのか？
までは解説していません。
なので、本書を合わせて読むことで、
具体的、実践的なアウトプット術を
身につけて欲しいと思います。
「脳の棚卸し」は、やっている人は定期的にやっているのですが、
やったことのない人は、「そんな方法があるのか」と驚きます。
私たちの脳には、「雑念」や「どーでも良い知識」「未達成のTO DO」など
情報の断片が、ごっそりとゴミのように散らばっています。
それらを一気にお掃除するのが、
「脳の棚卸し」であり「３０分合宿」です。
一見してゴミのように見えていた「情報の断片」が、
ノートに書き出してみる、
実はゴミではなく「ダイヤモンドの原石」という人もあります。
誰でも頭の中に「ダイヤモンドの原石」を持っているのに、
それに気付かないし、当然、磨こうともしないのです。
私は、定期的に「３０分合宿」をしていますから、
そこからベストセラーのアイデアも出てきます。
「ダイヤモンドの原石」、捨てますか？ 磨きますか？
あなたの脳は、本当は凄い！
「３０分合宿」をすることで、その「凄さ」に
自分で気付くことが出来るのです。
『自分を変えるノート術』（安田修著、明日香出版社）
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