昨日の出版セミナーでお伝えした
重要なポイントを一つシェアしましょう。
それは、
『アウトプット大全』が４０万部のベストセラーになった
重要な理由です。
ベストセラーになるか、ならないかの
重要な要素は「タイミング」です。
どんなに本の内容がよくても、
タイミングが早かったり、
遅かったりするだけで、全く売れない本になってしまいます。
読者の「今、ちょうど”それ”知りたかった」というタイミングに
見事にマッチすることで、ベストセラーは生まれるのです。
ですから、本を出す場合は、
「その本を出版するのにベストの時期は、
ここ１０年の中で「今」なのか？」
という質問を、自問自答することです。
そんなセミナーをした矢先に読んだ本。
『説明は速さで決まる 一瞬で理解される「伝え方」の技術』
（中村圭著、きずな出版）
この本の序章が、全くそういう内容になっていたので、
実にタイミングの良い本だと、思ったのです。
この本では、言いたいことは、
「とにかく簡潔に、短く、速く伝えろ！」
という内容。
そして、
そのノウハウを現役コピーライターの著者が、
コピーライティングの技術を応用しながら、
わかりやすく具体的に説明しています。
なぜ、今の時代、完結で短く伝えることが重要なのか？
それは、情報爆発、情報過多の時代になり、
多くの人が「長い記事」や「長い説明」にウンザリしているから。
確かに、その通り！
「ブログの３秒ルール」というのがあって、
インターネットコンテンツの場合、
つまらなければ３秒でページを閉じられる、と言います。
さらに、働き方改革関連法案が施行され、
実質的な残業禁止の時代に突入。
仕事を短時間で終わらせることが必須。
生産性を高める仕事術がマストの時代。
今までは、
例えば上司に説明する場合、
「丁寧に、詳しく説明する」ことに価値があったわけですから、
これからの時代は、悠長に「１０分」も説明をしている暇がない。
「１分」でわかりやすく、スパッと説明することが必要。
全く、その通りだと思います。
「短く、簡潔に説明する能力」は、
効率化、生産性を高める働き方の時代には、
必須なノウハウと言えます。
その意味でおいて、
２０１９年４月１日から
働き方改革関連法案が施行された、今のタイミングで、
この本が出るというのは、
「その本を出版するのにベストの時期は、
ここ１０年の中で「今」」
という条件を見事に満たすのです。
さて、『説明は速さで決まる』で紹介される具体的なノウハウは、
＃強調したい言葉を重ねる
＃箇条書きしてから説明する
＃「ポイントは３つあります」のように、
最初にルートを示す
＃相手に合わせた「たとえ話」で説明する
といったように、
非常にシンプルで、読んだその日からすぐに
実践できる内容になっています。
『説明は速さで決まる ~ 一瞬で理解される「伝え方」の技術』
というタイトル。
読んで一瞬で理解できないと、
たいへんなことになりますね。
タイトル通りに、「一瞬で理解できる」ように、
３～４ページで１項目になっていて、重要な部分は、
字が大きく繰り返されているので、
スーーッと頭に染み込むような作り。
各章のタイトルも
「透明ルート標識」
「脳内ナビ・ワード」
「無意識クラクション」
など、「えっ、何それ？」と興味を引くタイトルがつけられているのも、
さすがは、コピーライターが書いた本、と思いました。
相手の時間を思いやると、
説明の時間は短くなる。
「長い説明」は、「伝わらない」というデメリットの他に、
「相手の時間を奪う」というデメリットが大きい。
つまり、「速く伝える」ことは、自分と相手の時間を節約する
最強の時間術と言えるのです。
＃説明が下手
＃説明が長くなってしまう
という人には、間違いなく役に立つ一冊。
『説明は速さで決まる ~ 一瞬で理解される「伝え方」の技術』
（中村圭著、きずな出版）
https://amzn.to/2WbnGqs
追伸
このノウハウは、文章を書く場合も、そのまま使えますので、
ブログやTwitterなど、ネットで情報発信している人も、
即効性を持って、目を引く文章が書けるようになるばすです。
【全動画プレゼント】
あなたの悩みの９５％は解決する。
YouTube「樺チャンネル」の全動画1500本のリストをプレゼント中。
今すぐダウンロードしてください。
https://canyon-ex.jp/fx2334/z6j0NW