アメリカには勢いがある。
これは、アメリカに来れば、誰でも感じることができます。
今滞在している、ブルックリンの「ホテル・ウィリアム・ヴェール」。
半年前にオープンした、
未来チックな外観、内装のオシャレなホテルが、
ニューヨーカーの注目を集めています。
そこの最上階のバーラウンジからの、
マンハッタン島を眺める夜景が最高なのです。
私たちは、宿泊者なのでバーの予約ができましたが、
入り口には、３０～４０人、入場待ちの行列が出来ていました。
カクテル１杯２０ドル。
２～３杯飲んで、何かつまんで、
チップを入れると１００ドルくらいでしょうか。
そんな店に、入り切らないほどお客さんが殺到している。
客層をみると、３０代前後の若者が多いわけですが、
エグゼクティブというか、
「俺達は、バリバリ稼いで、バリバリ遊ぶぜ」的な雰囲気を
強く感じました。
消費しないと、経済は回りません。
「バリバリ稼いで、バリバリ遊ぶ」ことで、
バンバン収入も入ってくるのです。
「稼いだ分は貯蓄しよう」というマインドでは、
経済は回りません。
「日本の経済は先行き不透明だから、貯金する」
という人がいますが、
みんなが貯金するから、日本経済の先行きが明るくならない。
とも言えるのです。
アリとキリギリス。
キリギリス的な生き方のアメリカ人と
アリ的な生き方の日本人。
キリギリス的な生き方で今を楽しむことで、
結果として経済も上向きになるので、将来も安泰になる。
「今を徹底的に楽しむ生き方」の方が、
最後には必ず幸せになる。
そう信じているので、私も今を楽しみます。