樺沢さんは、テレビを見ますか？
最近、運動しながら（ウォーキングマシンで走りながら）、
スマホで「ティーバー」（ＴＶ番組）を見ることが多いです。
１月スタートの新ドラマ。
『グッドワイフ』
『3年A組 ─今から皆さんは、人質です─』
『トレース～科捜研の男』
と３本見ましたが、その中で
『グッドワイフ』がおもしろかった。
東京地検のエリートだった夫が逮捕され、
１６年ぶりに法廷弁護士に復帰する女性弁護士（常盤貴子）
という設定。
見始める前は、ちょっと設定に無理があるんじゃないの・・・
と思いましたが、
米国ＣＢＳの人気ドラマのリメークというだけあって、
話がしっかりしいる。
なるほど、そういうことか、と。
仕事と家庭（子育ての両立）。
あるいは、「母親であること」や「子育ての経験」を
弁護士として、つまり仕事にどう活かせるのか・・・
そんな「働き方」をテーマにしているのもいい。
共同経営者の上司弁護士、賀来千香子のセリフに
グッときました。
「誰でも 自分が持ってるカードで戦うしかないのよ
私だってそう。今のあなたのカードの中で。
私が欲しいのはそれだけ。」
「夫のスキャンダル」や
「子育て」による１６年間のブランクを「引け目」
に感じる常磐に、
それを武器として使え！ という意味のセリフ。
自分の能力、特徴は、単なる「カード」。
それは、短所でも長所でもない。
適切に使えば「武器」になる。
あくまでも使い方次第。
自分を卑下したり、引け目に思ったり、落ち込んでいる暇はない
という・・・。
賀来の厳しい言葉の中に、
常磐への応援メッセージが込められているのではないかと。
小泉孝太郎、賀来千香子、水原希子、滝藤賢一といった
脇役陣も、かなりの個性と存在感を出していました。
今後の展開が、ものすごく楽しみです。
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