書評/映画評

レンタル・ファミリー ~10回、泣いた!

『レンタル・ファミリー』が、素晴らしかった。
10回、泣いた。

 
東京で暮らす落ちぶれた俳優フィリップは、
「レンタル家族」という、
依頼人の家族のふりをする仕事と出会う。
  
「孤独」というほどではないが、
多くの人が抱える「つながりの不全感」
「埋められない心の溝」
のようなものを、多面的に描いている。

 
映像が美しい。
行間で語る、非言語の美学。
 
アカデミー賞俳優のブレンダン・フレイザー
は、さすがの演技で、
脇役陣のぐいぐい引きつけられる。
特にミアを演じたゴーマン シャノン 眞陽の
存在感も凄い。
    
家族って何だろう?
と、改めて考えさせられた。
 
とまあ、難しいことを考えなくても、
目前の人と真剣に向き合うフィリップの姿に、
ただ涙が流れました。

『レンタル・ファミリー』樺沢の評価は・・・★★★★☆(4・8)
                  (年間ベストテン、上位水準)

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コメント

  1. ザキ より:

    10回泣いたなって、だいだい全米が泣いた!で泣いたこと1度もないので眉唾でした(笑)(ごめんなさい?)
    (ここからネタばれあり)

    実際にみると10回泣くというより、秋の長雨のようにずーとしくしくしていました。
    まず、アメリカ映画なのに、こんなも東京という都会を美しく優しく、それは風俗を生業にしているひとまで、愛おしく描かれていて、その姿にうれし涙が出ました。
    (たいたい、東京の都会を日本人が描くと、新宿スワンのようなヘビーで刹那的な映像ですよね)

    「ハムナプトラ」のひとの演技もよかった!❤相当日本語を勉強して臨んでいるのが伝わり、体系変わっておじさんぽくなったけど、大好きな俳優さんになりました。

    白人は情がないという先入観があったのですが、これが映画になるってことは、ステレオタイプに人を見るのではなく、白人にもリスクを背負って人を助けるんだなぁと思いました。

    久しぶりに、フルで人に激推しできる映画に出会いました。

    樺沢先生、ご紹介ありがとうございます!

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