書評/映画評

スマホ育児の解毒剤 それは絵本の「読み聞かせ」

スマホ育児。
親が家事で忙しい時に、
子どもにスマホやタブレット端末を見せると、
おとなしくしていることが多い。

1〜2歳児にスマホ動画を何時間も見せる
「スマホ育児」が問題になっています。

なぜ問題かというと、
「スマホ育児」は
発達に必要な体験を奪ってしまう
ことです。

この時期の子どもは、
親との会話、表情のやりとり、指さしへの反応、
外遊び、手を使った遊びを通して、
言葉、社会性、感情調整力、運動能力を
飛躍的に伸ばします。

しかし、スマホ動画は一方通行の刺激です。

長時間見ると、親子の会話が減り、
言葉の発達が遅れるリスクがあります。

また、強い光や音で脳が興奮し、睡眠が乱れます。

さらに、ぐずった時にスマホでなだめる習慣がつくと、
自分で気持ちを落ち着かせる力が育ちにくくなります。

WHOのスクリーンタイムの基準は、

1歳未満:スクリーンタイムは推奨されない(0分)。
1〜2歳:1時間以内が推奨され、短ければ短いほど良い。
3〜4歳:1時間を超えないこと。
となっています。

2歳未満の子どもに、
スマホ育児で、毎日数時間の動画を見せてしまった・・・
という方もいるはずです。

しかし、ご安心ください。

スマホによる成長の遅れを取り戻す方法が、
報告されています。

それは、
「絵本の読み聞かせ」です。

スマホ育児の弊害の中心は、
「動画そのものの害」だけでなく、
親子の会話、応答、遊びの時間が減ることです。

絵本の読み聞かせは、その逆の働きをします。

親が読む、子どもが指さす、親が答える、
質問する、まねして声を出す。
つまり、双方向の言語刺激が生まれます。

メタ分析でも、家庭での本の読み聞かせは、
子どもの発達全般、言語能力、語彙発達と有意に関連しており、
特に就学前の子どもの話し言葉、語彙に
プラスの関連が示されています。

「絵本の読み聞かせ」は、
就学前の子どもたちの脳を育てる。
言語的発達を促進する特効薬なのです。

♯スマホ育児で育ててしまった、と後悔している親御さん。
♯あるいは、子どもの発達が遅い。発達障害を懸念している親御さん。
♯子どもの頭が良くなって欲しい。
 コミュニケーション力が高く育って欲しいという親御さん。

「絵本の読み聞かせ」を、
是非、取り入れて欲しいのです。

さて、どのように読み聞かせれば、
子どもの成長を促進するのか?
具体的に、どんな絵本を選べばいいのか?

やったことがない人は、
わからないことだらけです。

そんな悩みを全て解決する一冊が、

『本当の頭のよさが育つ 昔ばなしの魔法』
(沼賀美奈子著、青春出版社)

です。

1日5分。
「昔ばなし」の読み聞かせをするだけで、
子どもの「考える力」を大きく育てる
その方法がわかります!

6歳以下の、未就学児をお持ちの方、
全員にお勧めします。

絵本の読み聞かせを習慣化すると、
子どもは「本好き」になります。

小学1年生になる頃には、自分から本を読む、
読書好きの子どもになるのです。

いつも言っていますが、
AI時代を生き残る必須の能力が「読解力」です。

「読解力」の基本となる、
語彙力、言語理解力を6歳までに身に付けられなら、
あなたのお子さんの未来は非常に明るい。

「昔ばなし」の読み聞かせによって、
「折れない力」「読み解く力」「考え抜く力」
「生み出す力」「つながる力」の
5つの力が鍛えられます。

本書をきっかけに、
「昔ばなし」の読み聞かせを、
是非、スタートしてください。

『本当の頭のよさが育つ 昔ばなしの魔法』
(沼賀美奈子著、青春出版社)

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