私が訪れたケンタッキー州のルイビルでは、
丁度その週末に、一年を通しての最大のイベント
「ケンタッキー・ダービー」が開催される、というタイミングでした。
その「ケンタッキー・ダービー」のときに欠かせないカクテルが、
ミントジュレップです。
バーボンとミントを使った甘いカクテル。
日本でも何度か飲んだことはありますが、
あまり「おいしい」と思ったことがありません。
ケンタッキー州で、本場のミントジュレップを飲みたい！！
と以前から思っていました。
私が参加したバーボンツアーのガイドに
「ルイビルでミントジュレップが一番美味しい店は？」
と質問してみたところ、
「Ploof on Main」という店を紹介されました。
このツアー会社の名前は、
そもそも「ミントジュレップ・ツアー」なので、
ミントジュレップに対するこだわりは大きいはず。
「ミントジュレップ・ツアー」のガイドの人が教える
「ミントジュレップの美味しい店」ですから、
そこは期待が高まります。
ただ一言、そのガイドの人は
「ミントジュレップはとても甘いよ」と
最後に一言言ったのが気になりました。
ということで、「Ploof on Main」に行き、
ミントジュレップを注文しました！！
早速、運ばれてきたミントジュレップを飲んでみると・・・
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「甘、甘、甘い」！！！
甘すぎるだろう、どうみても。
到底、大人の飲み物とは言えない甘さ。
クラッシュアイスに、
バーボンと超甘いシロップ、そしてミントの葉が添えられる。
それが、ミントジュレップ。
わかりやすく言えば、「大人のかき氷」。
クラッシュアイスに、大量のかき氷のシロップが入っている
と言えばわかりやすいか。
正直、シロップの量が半分くらいだと、
バーボンの苦味、ミントの爽やかさがもっと感じられると思うのですが、
本場、ケンタッキーで飲んだ「ミントジュレップ」は、
超絶、ウルトラ、スーパーに甘いだけのカクテル。
正直、まずいです（笑）。
しかしながら、こちらの店。
料理はおいしかったです。
この店では、
ネットで見た「チーズボード」が美味しそうだったので注文。
ローカル産のチーズが３種、ラムのハムとカルバスが盛られて２１ドル。
味はフレッシュで、酒の肴には最高です。
しかし、かなりのボリュームで、全て食べきれないので、
「TO GO」にして、翌日の朝食にしました。
「TO GO」というのは、テイクアウトのこと。
アメリカ旅行する場合、覚えておくと便利な単語です。
“TO GO,PLEASE.”と言えば、テイクアウト用の箱に詰めてくれます。
アメリカでは、レストランのポーションが多いので、
アメリカ人も余ったら、普通に「TO GO」にして持ち帰るのが普通です。
このバーは、
「21C Museum Hotel」というホテルに併設されているのですが、
このホテルが超ユニーク。
現代アートの美術館とホテルが合体したイメージ。
１階のフロアのほとんどが、
贅沢にも美術館のような展示スペースになっているのです。
バーも、現代アートの写真、作品が飾られていて、
かなりユニークな内装の店といえるでしょう。
バーのメニューには、数多くのバーボンが列記されていました。
一体、何種類くらいのバーボンがあるのか？
数えてみると、３００種類以上。
バーボンって、こんなに種類があるのか、と改めて驚かされます。
甘すぎるミントジュレップをのぞくと、
非常にユニークで一度は訪れる価値のある店だと思いました。
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